今日は念願の”マロンクリーム”のロールケーキ作りに挑戦した。頂き物のフランス製のマロンピューレを使っての初挑戦だ!

『ママ~?ケーキ作るの?光ちゃんもお手伝いするよ~』
光ちゃん、大張り切りである。
『じゃあ・・粉をふるって~』ママはいつも通り、粉ふるいを光ちゃんに頼んだ。
その間に、卵白をあわ立てる。(勿論、電動ミキサーよ)
うるさいなああ!!』光ちゃん、止めちゃった。

『光ちゃん!駄目だよ!!今日はママのお手伝いはいいからねえ!失敗したら後が無いんだからあ!』ママはつい言ってしまった。

『光ちゃんも~!お手伝いするのおお!!』光ちゃん、そこいらじゅうを触ってしまう。

もう良いから!おおお!!粉がこぼれている~!!』
ママは、一気に色々しようと思っていたので、慌てて怒った。

『ふえーーーん。光ちゃん、何でも出来るんだから~!』と言って動こうとしない。
『出来ないでしょ!!』ママはあわ立てた卵白が気になるし、すでに予熱してあるオーブンも気になって、光ちゃんをどかした。

『ママ!!!』光ちゃん、泣きながらママを打った。
『どきなさーーーいい!!』ママ怒った・・

それでも、何とかスポンジケーキも焼けて、マロンクリームも出来た。

『それ・・食べてみる?』(チョット言い方が変だよな・・)光ちゃんがママに聞いて出来上がったマロンクリームをなめた。
『あ!美味しい♪もっと食べるか??』光ちゃん勝手になめ始めた。

『おいおい・・無くなってしまうじゃないか!』ママは大急ぎでスポンジケーキにつけた。

『出来た♪後は、冷蔵庫で固めて!明日食べようね』ママは光ちゃんに言って・・ボールに付いたマロンクリームを2人で食パンにつけて食べた。

『ママ?おいしいねえ~。でも、ママと一緒に食べるともっと美味しいね♪』光ちゃんは言った。
『本当にそうだね!!』ママも言った。本当に、光ちゃんは嬉しい事を言ってくれる。

明日が楽しみだ。美味しく出来上がっているだろうか?
2003.10.30 やっと!!
光ちゃん、昨夜はやっと夜通し寝た!
咳き込むことも無く!!
ママは『どうせまた咳き込んで起きるんだろう・・』と思っていたのだが、久しぶりに眠れた!

が!今朝は、親子して寝過ごした。
『うわあ!もう、こんな時間だああ!!幼稚園に遅れるう!』寝ざましが鳴って、45分も寝過ごしたようだ。
『お弁当作らなきゃ~!!』ママは大急ぎで起きた。

普段は、ママが起きれば自然に光ちゃんも起きるので、放って置いた・・・
『寝ている・・・』ママは久しぶりに熟睡している光ちゃんを見て一瞬『今日は休ませようか・・?』とも思った。

ママが全部支度を終えると、
ママ・・??』光ちゃん、起きた。

『ねえ・・今日は幼稚園行く?休んでも良いけれど?』ママは聞いた。
行くよ~!!』眠そうな光ちゃんは答える。

そっか・・本人が行きたいのなら行かせよう。

チョット遅れて連れて行ったが、この時間でもまだ送って来ているママが居た。(良かった・・)

終了後・・・光ちゃんは嬉しそうにママに飛びついて来た。今日も楽しかったようだ!
『今日は、そんなに酷い咳じゃ無かったわ!』先生が言った。

ふう・・やっと少しだけ回復してきたようだ。長かったなあ・・

でも、まだ咳き込んではいるんだけどね・・眠れるようになって良かった。眠れなきゃ、体力も付かないし治らないもんね。

良かった!良かった!
2003.10.29 ががーーん。
『もうママは駄目だ・・立ち直れない・・』
実は、今日パパから電話が有った。(日本からね)

『実はさあ・・・金曜日には帰れないんだよ・・』だって・・
えええええ!!!』ママは最近の光ちゃんの看病疲れや反抗期なんかで、実はかなり参っている。それがあなた!!
帰ってこないですって!!!

『なによそれ!』ママは怒りが爆発した。

『本当は年内居て欲しいようなんだけどさあ・・それはなんとか断ったんだけど・・最低でも1週間は伸びるから』
年内ですって!!冗談でしょ!今、何月だと思っているのよ!これからは、光ちゃんの誕生日も来るし、クリスマスだって来る。

『10日は幼稚園の催しがあって、これはね!家族で一緒にって書いてあるの!だから、それ以上は絶対に伸ばしてもらっては困るから!』これだけ言って。ママはもう話す気もしなくなった。

男ってさあ・・良いよなあ~。確かに、会社が言う事なんだから仕方が無いとは思うけれど・・・すでに7週間も行っている上に、子供は病気!奥さんも精神的にかなり来ているとなれば、帰れるでしょお?
ここはドイツ!そういう理由も、理由になるのよ!

私はねえ・・日本人と結婚したわけじゃないのよ!!
家族を大切にする!と言う外国人と結婚したのに!!誰じゃそんな事を言ったのは?
ウソじゃないかあああああ!!

冗談じゃ無い!もうすぐ帰ってくると、気を張っていたのに、一気に気が抜けた・・
本当にこいつは当てになら無い!あのねえー。子育てはね。母親1人の仕事じゃ無いんだからねええ!!

今日は10ユーロの安売りのハンドクリームを買ってきたが!!これで収まるとは思うなよ~!!!
今日は咳が出ていたけれど、一向に代わり映えもしないので・・Spatzennestに行かせた。

お迎えの時間に、いつもママが何気なくしているのは、置いてある光ちゃんのリュックを振るってみる事。

『あ!今日も全部食べたなあ~』って思っていたら、それを見ていた1人のママが言った。

『私の所は、いつも重いのよねえ・・』と、苦笑した。
それを見ていた他のママがまた言った。
『そうなのよねえ~。家も残して来るわ・・』

すると、前記のママが話し始めた。
『全く、前から何も食べない子だったけど、最近はもっと酷いわ・・はあ・・何を食べさせれば良いのかわからないから、お昼は作らないのよお
(おいおい・・そんなもんかよ?)

すると、ほかのママが『家も酷いけれど、フレンチフライなら止めるまで食べるけど・・どう?』(それもちょっとなあ・・)
『まあねえ・・フレンチフライなら少しは食べるんだけどねえ・・』
『じゃあ、いつも何食べているのよ?』と、また別のママ。

『パンを少しでしょ・・後は、ヨーグルトを少し、そんなもんかしらねえ・・』

『麺類はどうよ?ヌードルスープなんてのは?』と、他のママが聞いた。

『はあ・・ヌードルスープなんて、野菜も好きじゃないのに、麺だけになってしまうじゃない・・クノールもマギーもいろいろなメーカーのスープの素を試したけれど、どれも・・諦めたわ。はあ・・』
(あのおお・・・スープの素かよ・・)

『じゃあ、やっぱり手づくりしかないわねえ・・大変だけど・・』と、他のママが言った。
(え?みんなスープの素なの?それって何か違うんじゃないのお??)
『でも、作っても食べないんだもん・・作らないわ・・』
と、例のママが言った。そういや・・この子は、お弁当にケーキとキューリ持ってきていたっけ・・・

『家もねえ・・食べないから、でもね!自動車の形のビタミン剤が好きでねえ・・・一日中、ビタミーネ!って言っているわあ・・あはは』

(おいおい・・・子供に、しかも3歳児にビタミン剤で栄養補給か・・)

『家もねえ・・そうよお』ママ達は笑って話が終わった。

『ドイツの子って何を食べているのかなあ?』っていつもママは思っていたが、想像以上に酷い食生活だな。

光ちゃんは、幸い好き嫌いも無く何でも食べる。初めてのものでも、興味を持って試してみる。

光ちゃんはここドイツでもかなり体格が良いし、背も大きい。
誤解の無いように言って置くが、決して太っているわけじゃない。骨組みががっしりしているのよ。実が詰まっているって事ね。
みんな、光ちゃんを見て抱っこすると『げ!こんなに重いの?』って必ずビックリする。

いつまでママの料理を食べて美味しいと言ってくれるか分からないけれど・・それまでにしっかり健康な身体を作ってあげなくては・・と、ママは思っている。

しかし・・・子供にビタミン剤か・・
『絶対にしなーーいもーーん!』光ちゃんは、言う。
それは!トイレにウンチをする事!
そう・・実は、光ちゃんはまだオムツだ・・。
来月には3歳になるってのに・・トイレトレーニングは一向に進まない。

『ねえ・・一回で良いから、トイレでウンチしてみない?』ママは何度も聞くんだが・・
光ちゃんの返事はいつも同じ。
『あのね~。オシッコはトイレでするけれど、ウンチはトイレでしないの~!

なんじゃこれ?
『別にさあ・・したくないんなら、良いんだけどさあ・・』と、ママは言いながらも、どうして良いものか?悩んでいる。

『大丈夫よ~。20歳になっても、オムツしている人なんていないんだからさああ』ってみんな言ってくれるんだけど。

どうして、光ちゃんここまでオムツにこだわるんだ?

オシッコは自分でパンツもズボンも下ろして1人で出来るのにねえ・・
ここまで、頑固だとねえ・・ママ、ちょっと考えちゃうわ・・この石頭・・誰に似たんだか??血液型も一緒のパパよねえ・・パパ。

ママはねえ・・自慢じゃ無いけれど・・バアバいわく。
『あなたはねえ・・生まれて少ししてから、ウンチしそうだと分かってトイレにさせたら、ずっとオムツにウンチしなかったのよねえ・・』そうなんだって・・すごいでしょ?(自慢か・・・やっぱり)

でも、そう考えると・・ママの怠慢から来ているのかなあ?

そうそう・・ちなみに、光ちゃんの咳はまだまだ酷いです。(涙)明日は幼稚園どうするかなあ・・・?
『これって、薬が効いているせいなんだろうか?』
ママは、光ちゃんの苦しそうな咳を聞きながらそう思った。

今、やっと寝た(11時30分)。でも、約10分おきに物凄い咳をしている。また、きっと起きるだろうな。
大丈夫なのかしら?また吐くかしら?

こんな咳を聞いたのは初めてだ。
でも、ママは何もしてあげることが出来ない。
早くこんな苦しい咳から開放されてグッスリ眠れる日が来ると良いね・・
早く良くなれ~!!
昨日は、幼稚園も休ませて、やっと取れたお医者さんの予約で出かけた。

待つこと1時間・・(涙)この時期は、先生も休憩も取らないで働いているので、文句は言えない。
やっと、光ちゃんの番になった。いろいろ、診てもらって
『大丈夫!たいした事無いですよ』先生は言って、今までとは違う薬を出してくれた。
『あなた!本当におりこうさんだったわねえ~』優しい先生は、光ちゃんを褒めてくれた。
だって・・急にお尻に体温計を入れられても我慢したもんね。

『これで良くなるよねえ~』光ちゃんは、おりこうにしていたし、薬も貰ったので。ママ達は一安心だった。

が!実際はそんなに甘くなかった!

『ゲホゲホ・・・』夜、今までには無いほど咳き込む。
1時間咳き込んだ。数えてみると5秒おきには咳き込む。
最終的に・・吐いた・・。

『本当に大丈夫なのかしら・・・?』ママは思った。
最終的にやっと寝たのは2時・・・
今日は土曜日だ・・大丈夫かなあ?
もっと酷くなったら・・救急車?
それでも、まだ『たいした事有りませんよ』って言われるんだろうか・・・?
『やっぱり、今日、無理してでもお医者に行くんだった』ママは後悔している。
明日は、金曜日じゃないの・・予約は取れないだろうな。そうなると、朝一番から待つことしか手段は無さそう・・

光ちゃん、寝るまで1時間咳き込んだ。
最後は吐くんじゃ無いか!!って思うくらいだった。

『ドイツじゃこの時期、咳をしている人も多いし、咳ぐらいじゃ医者には絶対に行かない。下手に行けば、もっと酷い風邪を貰ってくるのがオチだ!』みんなそう言う。ママもそう思っていかなかった。

でも、ここまで酷くなっては行くしか無さそうだ。もう、市販で買えて、医者でもくれそうな軽い使える薬は使った・・でも、良くならない。
このままじゃ、いつまでたっても良くはなりそうも無い。

明日は、Spatzennestだが・・休ませるしかなさそうだ。

でもなあ・・ウンチは良いウンチだし、熱も無い。元気も一杯で飛び回っているんだけどなあ・・どうしたんだろう?
気管支が弱いのかしらねえ?

ただいま2度・・体感気温はもっと寒い。
冬到来だ!!
『ママ~!ママと一緒に食べるとおいしいねえ~』光ちゃんは、オヤツの時間にそう言った。
『ママ?ママのご飯は美味しいねえ~』これは、夕飯の時に言った。

『嬉しい事言ってくれるじゃないのおお~。』ママはそう思った。

正確には・・ママがいつも言うのを活用しているだけなんだけど・・・。

光ちゃんがまだ居なくて、パパが出張で居なかった時、ママはいつも1人でご飯を食べていたので、光ちゃんが生まれてからは『光ちゃんが一緒だと美味しいわ~』と光ちゃんに言っていたし、食べる時に『ママが作ったご飯は美味しいよねえ~?』と暗示をかけて食べさせていた事も有った・・(あはは)

それでも、光ちゃんが笑顔で言ってくれるのはやっぱり嬉しい。もっと、おいしいものを食べさせてあげようと思う。

むむむ・・・すでに、女心の操作法が分かっているのか?
先行きが心配だな(笑)
『うわーーーーん。』光ちゃん、泣く泣く!
『わあ・・可哀想に・・どこぶつけた?』ママは泣いている光ちゃんを抱きしめて聞いた。
『だ~か~ら~、あれ程、前を見て歩きなさい!って言ったでしょ?』と言いたいのを飲み込んでね。
だって、痛い上に怒られたんじゃ、踏んだり蹴ったりだもんね。

前を見ないで、トイレに駆け込もうとして、振り向いた所にドアの角があった!そこに顔が思い切りぶつかった訳だけど
ガッツン!!』って、物凄い音がした。
大人だったら、目から火花が飛んでいるところだろう。

『ふえーーんふえーーん』泣いている光ちゃんのオデコは、タオルで冷やしてあげたが、見る見る赤く晴れて大きなタンコブが出来た。

笑っちゃいけない・・笑っちゃいけない・・と思いながらもあまりに見事なタンコブなので・・。
『ぎゃはは!光ちゃん!それにしても、でっかいタンコブが出来ちゃったねえ~。』と、ママは笑ってしまった。
『え?光ちゃんも見てみる~』と、光ちゃんは言って、寝室にある大きな鏡で見てきた。
ほんとだああーーー』光ちゃん、すっかり痛みも忘れて(単純だ)感心している。
tankobu
『写真とって置こう!』ママはすぐに今日の日記のネタにしようと(酷い母だ・・)記念撮影をした。(でも、あまり上手に撮れなかった・・)
『光ちゃんも見てみる~♪』と言って、撮った写真を見る。
『すごいねえ・・』光ちゃん、自分のタンコブに感心した。

しかし!光ちゃんの災難はそれだけじゃ無かった!

2時間後・・・オマが来ていた時に(やっぱり来た)、それは起こった。

家のテーブルはレバーが下についていて、倍の大きさに広げる事も出来るし、上に上げる事も出来るんだが・・
なぜ?そこで跳ねてそうなったのか?良く分からないんだけど・・選りにも選ってそのレバーで今度は耳の内側を切った。

『ぎゃああああ!!。』光ちゃんは、あまりの痛さに泣き出した。
『どうしたの?』オマが光ちゃんを触ろうとしたが、光ちゃんは手を振り切ってママの所に来た。(よしよし)
『え?どこぶつけたの?』ママは聞いたが、光ちゃんがあまりの痛さに興奮状態で見せてくれない。
オマが濡れタオルを持ってきてくれて触ろうとするが、これまた手で振り払う。

見ると耳の内側が切れて血が出ている・・(うわあ・・)

『どうしてこんな所切るわけ?大体ねえ・・調子づいて跳ね回っているからそういう事になるのよ~』と思ったが、これまた言わずに
『かわいそうにねえ・・痛いよねえ・・』と言いながらなだめた。

何とも、光ちゃん、今日は全部左側に集中して負傷した。
これが初めでも最後でも無いんだけど・・。
『少しは気をつけなさいよねえ~!!そうじゃないと、いつか大怪我になるんだから!!』
いつか、言ってやらなきゃねえ・・

しかし、2度有る事は3度有ると言うので、ビクビクしていたが・・2回で終わって良かった。

今日は、光ちゃん久々の受難の日だった。
昨夜は1時にベットは『どうすりゃこんなに出るのかねえ?』って言うほどのオシッコで、着替えたりベットカバー外したりで散々だった。

案の定・・再度寝たのは2時過ぎ・・
『これじゃあ、明日寝不足だろうな・・』ママは思った。
その通り、ママが起きて来ても、光ちゃんはグッスリ寝ていた。

『光ちゃん!幼稚園だから起きなきゃ~』ママが言うと、光ちゃんは眠そうな目をこすりながら起きて来たが機嫌が悪そう。

幼稚園から帰って来て、わがままの連発。

『もうう!眠いのならお昼寝しなさ~いい!』ママは仕方が無く。遅かったんだけど・・(すでに午後3時半)
寝かせる事にした。
『ママも寝不足だから、一緒に寝ちゃおう~♪』

・・・・・。『しまった!!寝すぎた!』
こんな時間から2時間も寝てしまった。

夕方6時過ぎ・・夕飯を作って食べさせたら、食べる食べる!

『大丈夫~?そんなに食べて?』と、ママが言うほど食べた。
ご飯2杯。(まあ、子供のお茶碗だけど)、お味噌汁も2杯、ハンバーグも2個!なし1個。
『大丈夫だよ~♪』機嫌も良くなり、風邪の具合は・・。
そのままだが・・(幼稚園でまた悪化して帰って来た)

光ちゃん、大きくなる前はいつもお腹を壊す。その後、これでもか!!って食べる日が続くようだ。

またまた、大きくなるのかなあ?
ママは楽しみだ♪
原因!オマからの一本の電話だった。

『あなた、ここの所、全然電話して来ないじゃない!』初めから薄々感づいて居た。この不機嫌そうな声は、何か言うであろうと・・
『私は何度か電話したのに、電話にも出ないで!』
(おいおい・・留守なんだから、電話来たかなんて分からないし、第一ねええ!!こっちは、忙しいのよ。話好きの年寄りの相手なんてしている場合じゃないんだって!)

こう言いたいのを我慢しつつ、話を聞く。
『あ・・そうでした?私達も具合がイマイチだったし、それでもいろいろ忙しくて天気が良かったので、買物に行ったり、2回も町に行ったりで・・』ここまで言ったら。

『あら!そう?お大事に!多分、今週に行くわ』と言って、オマは電話を切った。

『貴様~!!!何様のつもりじゃああああ!!』ママは電話を切って、思った。

用も無いのに、イチイチご機嫌伺いで、長電話に付き合うほど、こっちは暇じゃ無いし、第一、出かけるのにイチイチお伺いを立てなきゃいけないのか?

殆どは、その日の天気で行動を決める。ドイツで天気が良いのなんて、この時期は限られている。その時に出なきゃ、当分出かけられない。

それに、オマの行動する時間帯と光ちゃんとママが行動する時間帯が違いすぎるんだよ!

ちなみに・・オマは朝10時に朝食をのんびり、11時にシャワーを浴びて、12時半には犬の散歩(1時間)、2時に昼食、その後3時過ぎまで昼寝、4時にはティータイム、その後7時頃まで買い物、8時に犬の散歩、9時過ぎに夕食。

このプランに、光ちゃんとママのプランが合うはずが無いじゃないか!!

だいたいさ~!自分は子供が5人も居るのに、何で?私が構わなきゃいけないのか?
あのねえーー。それはねえーー。大きな勘違いよ!
ドイツ人妻だったら、とっくに喧嘩だわよ!
日本人の私だから、『はいはい!!』ってお守りしてやっているけれどさああーー。

オマはいつもこうだ!距離が縮まりすぎるといつも『あーだ!こーだ!』と言って来る。

ママは電話を切って、むしゃくしゃするので・・電話に走った。(あまり関係ないか・・)

そう!今日は起きている3分の1電話に費やしてしまった。
(うちの電話の契約はドイツ内なら、休日はタダ!)
光ちゃんは、つまらなそうにまとわり付くが・・
『ごめんね・・ママ、今日は機嫌が良く無いわ』それだけ言って置いた。
これがママの買い物の次のストレス解消法なの。

でもね!オマ!あなた私の話聞いていなかったようだけど、今週もスケジュールはすでに詰まっていて、あなたの入れる時間なんて無いのよ。

はあ・・また怒るんだろうかねえ?困ったもんだわ。
さっきまで、何も無かったのに・・・
『ママ?ウンチまた出ちゃった~』と、光ちゃん。
『え?また出たの?』と、ママが光ちゃんを見ると、ガニマタでママを見て立っている。
最近は、オムツを換えるのを嫌がって聞いても逃げ回っている、(嫌ならさあ、いい加減にトイレでしてよねえ)光ちゃんが自己申告するとは珍しい。
『まさか・・・』

『光ちゃん・・もしかして、ビショビショのウンチ?』とママは聞いた。
『うん。』と、光ちゃん・・・
『じゃあ早く換えなきゃねえ』と、ママはオムツを急いで換えたんだけど・・・

今、買い物から戻ったばっかりで、それまで元気だったのに、なんじゃ?どうしたんだ??

その後・・光ちゃん、また自主規制してお昼も食べなかった。(光ちゃん、ママを信用していないらしく、食生活は自分でコントロールする・・たまに、生のにんじんを見つけてボリボリ食べたり、ビタミン不足かな?って思うと、果物を催促する)

飲み物は、光ちゃんの好きなQOOから、急遽カモミールティのお砂糖入りに変更!
ドイツじゃ、お腹を壊すとすぐにこのカモミールティが登場する!喉の痛いときの吸引にも使う万能茶だ。

『これねえ・・光ちゃん、あまり好きじゃないの。』と、光ちゃんが言う。
『でもさあ。。この前、QOOを500ml一気飲みしたとき、お腹が鳴ったじゃない・・それで、その後15回も吐いたじゃない・・だから・・今日はQOOは止めようよ・・』
(そう・・あの時は、ママにも光ちゃんのお腹が壊れる音が聞こえた。あれは、すごかった・・)
『そうだよね~・・QOOは止めるよ・・』と、光ちゃんは言った。(やっぱり、覚えているのね~)

それでも、今日はその後2回も下痢した・・

なんだろう?昨日のエミリーの子のヘンリーのチューで何かうつったのだろうか?
それとも、ショッピングセンターの一時預かりの所で、誰かがウィルスを持っていたんだろうか?
それとも、今日の帰りにパン屋で買ったドーナッツにあたったのか?

要素は沢山あるな・・・

ただねえ・・夕飯におかゆに大好物の海苔入れて食べたのよね・・・吐かれると辛いなあ・・・

ママ・・気のもめる一夜になりそうだ。
2003.10.18 遠足日和♪
今日は、昨日の予告どおり、遠足に行くことにした。
風は冷たいものの、晴天だ!朝から、お弁当作りをしているママの所に来ては、
『ママ?どこ行くの??』と、つまみ食いをしながら光ちゃんは聞く。
『バスに乗って、お弁当持って、どこかに行って食べるの!遠足だあああ~』と。ママは言う。
光ちゃんは、珍しく朝から
『ママ!ウンチでたよ~』と、これまた準備万端だ!

バスで街中まで行って、大きな公園に到着!
monkaramachi
『ねえねえ~。どこにSpielplatz有るの??』光ちゃんは、聞く。
『う~ん。どこだろうなあ・・』ママもどこに有るのか分からない。

ドナウ河のほとりを散歩しながら、どんぐりの木を見つけた。

『ほら!光ちゃん!見てごらん!どんぐりが落ちているよ』
ママが言うと。
『ほんとうだ~。どんぶりだ!』
『いや・・・どんぶりじゃなくて・・・どんぐりなんだけど・・』
光ちゃんは、初めてどんぐりを見る。
『これは何?』どんぐりの頭にくっ付いているものを指す。
『これはねえ・・どんぐりの帽子だよ♪』
『ふ~ん。どんぶりも寒いんだ・・』と、光ちゃんは言いながら妙に納得して、2個だけ綺麗などんぐりを大事そうに両手に持って歩き出した。
donau
途中で座ってお弁当を食べる事にした。
『あのおじさん何しているのかなあ?』光ちゃんは、釣りをしているおじさんが気になる。

『釣りしているんじゃないかなあ?』ママは言う。
『光ちゃんもする!』と言い張ったんだが・・邪魔になるので、お弁当を狙って来たカモに気をそらせる。

『あ!大変だ!カモが光ちゃんのお弁当を狙っているぞ!』
『ああ~!NEIN!!!』本当に階段を上がって来たカモに向かって、光ちゃんは怒った。その時、大事に脇に置いていたドングリが一個、コロンと落ちてしまった。

『パク!!』あ・・・カモが食べちゃった・・・

『ああああ!!!Nein!!!』光ちゃん、物凄いショックだった・・・
『ママ・・光ちゃんのどんぶり・・食べちゃった・・・』
ドングリなんて美味しいのか?どんぶり物なら美味しそうだけど・・・
『また、拾いに行こうねえ・・』ママはそう言って、寒くなったし、カモにこれ以上狙われるのも嫌なのでお弁当を終わりにした。

また、歩き出すと《軍博物館》が目に入った。

『ここに入ってみようか?』ママは光ちゃんに言った。
ママもここに入るのは初めてだ。3ユーロ払って入った。

が・・これは、大失敗だった。

光ちゃんには早すぎたのと、人が居ないので、ただでも、気味が悪いんだが・・・ますます、おどろおどろしい・・。
『ママ・・怖いよ・・・』光ちゃんは言った。
『大丈夫よ~!!』と言いながらも出口を探し始めたのは、数分後だ。

とにかく暗い。どこに出口が有るのか?どの道順なのか?良く分からない。しかも、戦争の博物館だけ有って、虐殺や処刑なんかの写真も多い。

『大丈夫よ!これは、みんな写真なんだからあ~』と言いながらも、ママはすでに逃げ出したい気分だ。

『おや?ここは。。出口?』と思ったら・・おじさんが居て。
『さあ!ここから、右に幾つもドアがありますから、突き当りまで行ったら、引き返して、反対側のドアに行けば出口ですよ~。楽しんで下さいね』と言われた。

『うちの子、チョット暗すぎて怖がってしまって・・』と言いながらも。『まだまだか・・・』ママはがっくりした。

ビデオの上映なんかが出来るらしく、何部屋か置きに、真っ暗な空間がある。

光ちゃんもママの手をしっかり握っている。ママは霊感がある訳じゃ無いけれど、なんとも嫌な気分になってきた。
『なにか、とり付いたんじゃないだろうか・・・』本当にそう思った。
『逃げろ~!!』心の中でそう叫んだ。
ハッキリ言って、光ちゃんが居なかったら、血相抱えて逃げ出した事だろう。

物凄い勢いで、端まで行って引き返し。やっと出口に到着した。

あ!光ちゃんの帽子落としてきちゃった!』と、出口を出てすぐに気がついたが・・ママは引き返して、またあの中を探す気にはならなかった。

『ごめん・・ママ、光ちゃんの帽子、どこかで落としてきちゃった・・戻るのは嫌なので・・・買いに行こう』
ママは言った。
『そうだね!買いに行こう!』光ちゃんもすんなり同意した。

こうして、遠足は終わった。

いやあ・・しかし、あそこは二度と行きたくない所だな。

今日のお土産はどんぶりと、お化けになる所だった。
(お化けは、途中の買い物で落として来たようだ)
忘れ物は帽子。
今度は、遊び場が有る所が良いね?

『ママ・・またどんぶり拾いに行こうね~』
『あの・・・だから・・どんぐりだって・・・』
最後までどんぶりだった・・・ま、いっか。

それでも、楽しい一日だった。
今日は、昨日張り切りすぎたので、さすがに疲れた。

『何をするかなあ~。』と考えていた所、買ってあったリンゴがしなびてきたのを見つけた。
『そうだ~!このまえ作った《リンゴの蒸しケーキ》が美味しかったし簡単なので、また作ろう~』ママはそう思って支度に掛かった。

『光ちゃん~。お手伝いする?』声をかけないとうるさいので、ママは聞く。
『な~に~?するよ~』光ちゃん、やる気まんまんで腕まくりなどをしながら、踏み台を持ってくる。

『じゃあ、またリンゴ切ってくれる?』ママは言うと。
『待ってよ~。手を洗わなきゃ汚いじゃ~ん』と、言われた。
『あ!そりゃそうだね~。』ママはおとなしく待つ。
『あれ?ママは?ママも洗わなきゃ汚いじゃん。駄目だよ~』と言う。
『ママはもう洗ったよ~』うるさいな・・お前は小姑か?!って思いながらも言う。

『そうなの?見せて?本当だ~』と言った。

『リンゴは~。そこに置いちゃ駄目だよ~』と、光ちゃん。
『だって、まな板に置かなきゃ切れないじゃないの』と、ママが言うと。
『駄目なの~。ここに置くんだよ』と言って、ほんの数センチ動かして・・おい!食うな!!
『あ~。おいしい』と、光ちゃん自分の仕事を忘れて食べだした。

『駄目だって!食べちゃったら、中身がなくなるじゃないの~。切ってよねえ』と、ママが言うと。
口いっぱいにリンゴを頬張った光ちゃん。

さ~て~と~。光ちゃんの仕事はここまで!あっちに行っているよ。』と言い残し・・さっさと行ってしまった。

おいおい・・・食べるのが仕事だったのか?
まあ・・一人で作った方が早いんだけどね・・しかし、このボロボロになったリンゴ・・ケーキに入れちゃえば分からないか。

その後、美味しい蒸しケーキが出来たが・・リンゴがこの前よりも少なかった気がする。

『ママ!楽しかったねえ~。また作ろうねえ~。』だって・・。
光ちゃん、何が楽しいのか分からないけれど、ママと一緒にケーキを作るのが楽しいようだ。
次回はつまみ食い用にもっとリンゴを買っておかなきゃ。
今日は、光ちゃんの幼稚園の最中に、エミリーと車で買い物に行って、午後は開けていた。(車があると便利だ!)
『光ちゃん?チョットお散歩に行かない?』ママはつまらなそうにしていた光ちゃんを散歩に誘った。

『どこに行くの?』光ちゃんは、防寒着に身を包み、愛車の三輪車にまたがり、ママに聞く。
『分からない・・でも、今日は、ここを左に曲がってみようよ』ママはいつも行かない方向に行くことにした。

見渡す限り・・・何も無い。(ヘンな表現だ・・)
すっかり秋だ。畑も掘り返して、殆どは茶色になっているが、何かの種をまいて有って芽が出始めていて綺麗な緑の所もある。

『ドイツだ・・・』ママは思った。
『ママ?何言ったの?』光ちゃんは、聞き返す。
『ドイツだなあ・・って思ってさあ・・まあ、北海道みたいな感じでも有るね』
『ほっかいどう?ふ~ん』と、光ちゃんは相槌を打ってくれる。

『こりゃなんだ??』何か急に近代的な建物が有った。そこから先は入れないので、今度はまた左に折れる。
『ママ?何これ?』光ちゃんも気になったのか?ママに聞く。
『分からないわ・・』と言っていたら。
『バリバリ!!!』上空がにぎやかになった。
『お?』なんと、ここは近所の病院のヘリポートだった。
『あ!ヘリコプターだ!!』
『そうか!ママは今まで、病院の上にヘリは止まるのだと思っていたが、ここにヘリポートが有ったのか・・うるさい・・』
ママと光ちゃんは、しばし、立ち止まってヘリコプターを見ていた。

『何処かで事故が有ったのかなあ?』そんな事を思いながら、また歩き続ける。

『行き止まりだ・・・』ママは思ったが、良く見ると木と木の間に、獣道のような道がある。
『ここを通ろう!』ママは言った。
『うわあーーいい!トンネルだあ』光ちゃんは喜ぶが、ママは垂れ下がっている木をよけながらなので、辛かった。

『お!!』と、急に開けた所になんと!!公園が有った。

『Spielplatzだああ!!』光ちゃん、嬉しくて駆け出した。
大きな滑り台や訳の分からない、遊具が有って、誰も居ない。
滑り台も、木や縄梯子で出来ている。
『縄梯子は危ないな・・』と、ママが思っていても、光ちゃんはやってみたい。
『気をつけてねえ』と言っているママの目の前で・・
『ズボ・・・』光ちゃん、はまった・・・(やっぱり)

ママは救助に出かけた。結局、一緒に滑り台を滑って降りてきた。
『ママと一緒だあ♪』そんな事を言って居たら、他にも子供が来た。
10歳くらいの女の子が2人。
なんじゃこれは?と思っていた、遊具はどうやらシーソーの原理で出来ていて、両側の太いベルトのようなシートに、お互いが立ったまま乗って飛び跳ねるようだ。(良く分からない、説明なんだけど)

『光ちゃんもおお!!』光ちゃん、ママの制止を振り切って行ってしまった。
『おいで!ここに座って、気をつけてね』1人の女の子がそのベルトの上に光ちゃんを座らせた。
『ピヨン!!』反対の子が、飛び跳ねた。
『ピヨン!!きゃはは』光ちゃん、座ったまま飛び跳ねる。
『こりゃ、まるでカエルだな・・』ママは思った。
笑い声がしばし続いて。光ちゃんは、また滑り台に戻った。

5時過ぎ・・さすがに寒くなったのと、夕飯の支度が有るので、帰ることにした。
『帰らない・・』と、光ちゃんは言ったが。
『また、来よう!』と言う。ママにしたがって帰って来た。

『なんだ・・家から右に出れば、15分の距離だったな』
ママは思った。

『今日は楽しかったねえ♪』光ちゃんは言った。
『そうだね~。一杯、お姉ちゃんに遊んでもらってよかったね?』ママは言った。
『うん。でも、ママと一緒に滑り台滑って楽しかった♪』と、光ちゃんが言った。
『え?そっか、それが楽しかったのか・・』ママは意外だった。

あんなに楽しそうに2人のお姉ちゃんと遊んだのに、それでも、何度かママと一緒に滑った滑り台が楽しかったのか。
ママ、チョット嬉しかった。

また、明日も晴天らしい。
『明日は、どこに行こうか?バスで遠くのSpielplatzに行こうかなあ?』
寝てしまった、光ちゃんの顔を見ながらママは思った。

『あ!光ちゃん!見てバッタだ!』ママは、道に居たバッタを指差して教えた。
『え?どこどこ?』光ちゃんは、バッタと言われても、それが何か分からないので、キョロキョロしている。

『そっか・・よ~っし。見ていてね』ママは言って、バッタの傍をポン!と蹴った。
『ぴょん!!』バッタが跳ねた。

『あ!バッタが飛んだよ~。光ちゃんも~』光ちゃんは、草と同化している色のバッタをなかなか探せない。
『あれえ?どこ?ママ~。バッタ・・どこおお?』ママに、聞く。
『ここだよ・・ほらね』ママは、またポンと蹴った。
『ぴよん!』またバッタが跳ねた。

『あ!居た~。今度は光ちゃん!』そう言って、光ちゃんは恐る恐るバッタのはるか彼方を、ポンと蹴る。
『・・・・・』勿論、バッタは動かない。
『それじゃ駄目よお・・踏まないように注意して~、もっと近くをポンとしなきゃ』ママがしようとすると、光ちゃんは
『ママじゃないの~。光ちゃんなの~』と言って、ポン!と上手に蹴った。
『ピョン!』バッタが跳ねた。
『きゃはは!!』ママ達が道端で熱心にそんな事をしているもので・・・

『何?何が居るの?』と、通る人が聞いた。
『あ・・・。ドイツ語でバッタはなんだ??』ママは知らなかった・・
『なに?ネズミでもいたの?』その人は聞く。

『あはは。ネズミじゃないんですが・・この子、初めて見るのもで・・えっと・・足がこうなっていて、ピヨンと跳ねる昆虫で・・・ドイツ語でなんていう名前なのか、分からないのですが・・』と説明した。

『あ~。Heuschreckeのことね?』と、おばちゃんは教えてくれた。
『そうかあ・・ホイシュレッケって言うのか・・』ママと光ちゃんは一緒に覚えた。

おばちゃんは早々と行ってしまったが・・ママと光ちゃんはしばらくそこでバッタと遊んだ。

その帰り道、今度は木の実が落ちていた。
『あ!どんぐりだああ・・』ママは言った。
『拾っても良い?』光ちゃんは言ったが、ここはあまりにも汚そうなので、止めさせた。

そう、こんな事もたまには必要だよね?秋は昆虫が一杯居る、(ママはあまり好きでは無いが・・)光ちゃんは目を輝かせている。
木の実、昆虫・・もうすぐ冬になるので、今の内に楽しまなきゃね。

さて、今度はどこに行こう?辞書を片手に天気の良い内に出かけなきゃ。
風邪、早く治らないかなあ・・・。
今日は、誰のママも残らない初めての日。
つまり、子供達と先生だけの正真正銘の出発の日だった。
今までは、子供達がなれる為と、どんな事をしているのか?見るために毎回1人ずつママが残ったわけだった。

『今日もママ一緒に居る?』朝、光ちゃんは、聞いた。
『この前の金曜日でママ残ったでしょ?だから、今日は残らないよ』と、ママが言うと。
『なんで?』と、光ちゃんが聞いた。
『だって・・みんなのママが一回ずつ残ったでしょ?だから、ママだけ2回は出来ないのよ』と、言うとなぜか?すぐに納得した。

そして、終了時間になった。

ドアが開いて、皆で汽車になって列を作って出てきた。
皆、輝くような素敵な笑顔をしていた。

『ママ~♪』どこの子みんなママを見つけて飛びついた。
本当に、1人残らずだ。
みんなママにしがみついて抱っこしていた。
それが終わると、みんなで構い合ったりし始めた。
先生の表情もいつもと違う。
なんか・・皆が達成感を持っている感じがした。

『もう、ママが居なくても大丈夫!』みんな、そんな後姿だった。

Spatzennestが始まって一ヶ月。子供達は確実に大きくなった。

今日ママは本当に感動した。
『昨日の、反省はどこへ・・?』ママはそう思いながらもまた叱ってしまった。

ママは今日は沢山遊んでやるつもりだったので、まさに体当たりで遊んだんだけどね。
楽しければエスカレートするでしょ?子供って・・

ベットでゴロゴロして回転していれば、頭から頭突きでやってくる・・しかも、鼻直撃!!!

『うええ・・・痛いよ~・・』ママは鼻を押さえてうめく。
『きゃはは・・ごめんね~』光ちゃんは謝るが、何度も挑んでくる。(プロレスごっこじゃないのよ・・)
挙句、『大丈夫と言ってママの顔を覗き込みながら、両手でホッペを叩いた!!』

『あのね・・チョット待って!これって全然楽しく無いのよ!ママは痛い!って言っているのよ!!』
ママはなるべく怒りを抑えて(痛みも我慢して)言う。

『ママ?光ちゃんの事好き?ママ?うれしい??』ママは怒るといつもこれだ・・・
『ママ、光ちゃん好きだけれど、痛いのは嫌いだわ・・こんな痛い目に合ってはママは嬉しく無いわ・・』ママは言った。

『ふえ~ん・・ママ~。嬉しい?ママ?』光ちゃん、泣きまねしながら聞く。(決して泣いていません・・)

『嬉しくないわよ・・痛いもの・・ほらみてよ・・赤くなって来たじゃないの・・鼻折れちゃったらどうするのよ・・』

『ママ~・・光ちゃん好き?嬉しい?』って何度も聞く。

『じゃ、この遊びは終わりにしよう』ママは苛立ってきたが冷静に提案した。
『いや~。まだゴロゴロするうううう・・』光ちゃん、泣き叫ぶ。(お前なあ・・)

『じゃ、もう一回ね・・』ママは仕方なく付き合った。
『うん。ゴロゴロ・・どっかーーん!
『おい!こら!それは止めてって言っただろう!!!』そう!また鼻に直撃してきた。

ここで、我慢していたママはやっぱり切れた・・。
『もう!!いい加減にしなさいよ!!!嫌だって言っているでしょ!!もう止めた!!』
また怒ってしまった・・未熟者だ

結局、寝る前にママは光ちゃんに言った。
『ママねえ・・光ちゃんが楽しければ楽しいし、悲しければママも悲しいんだよ・・だから、光ちゃんが嬉しければ、ママも嬉しい・・でも、ママが嫌だって言う事する光ちゃんは、あんまり好きじゃないよ・・・』

すると、光ちゃん。
『うん・・じゃあ、光ちゃんが好きだと、ママも光ちゃんの事好き?』と聞いた。

『当たり前でしょ。ママは光ちゃんの事大好きだよ!パパも日本のジイジもバアバも、みーーんな光ちゃんが好きだよ』
『うん・・そうだよね・・』光ちゃんは言って寝た。

分かったのかなあ?とにかく、また叱ってしまって・・ごめん。

しかし・・今日のバカ騒ぎで・・ママは風邪がうつったらしい・・頭痛と咽喉痛が酷くなってきた。悪化しないうちに、今日はもう寝よう・・
(今日は、ママの独り言・・)

『最近、光ちゃんの楽しそうな笑い声、聞かないなあ・・』光ちゃんを寝かせてからママは思った。
パパが居る時は、いつも聞こえたバカ騒ぎの末の笑い声。
ママはBGMに聞きながら、後片付けなんかしているのが好きだった。

今日も、一日に何度も怒りが爆発して、叱ってしまった。
つまり、光ちゃんは何度も泣いたわけだ。
(でも、光ちゃんが悪いのよ)

パパは、後先を考えないで、遊ぶので光ちゃんには楽しい。
しかし、ママは『これしたら、危ないよな・・・』とか『これされたら、後片付けが面倒だな・・』って考えが先にたってしまうので、ついつい、
『それしちゃ駄目!』『それ触っちゃ駄目』ばっかり言う事になる。

今日も、たまには羽目を外して・・と思ったが。
『あ・・騒いだら、また咳が酷くなるなあ・・』って思って、『今日はおとなしくしていてよね』と言ってしまった。

でもねえ・・泣いていても咳き込むんだもの、それなら笑った方が良いよね・・・

ごめん。また、ママ余裕が無くなっているよ。

明日は、日曜日!店も休みで買い物も無い。
今日は夕飯を作りすぎたので、明日は食事は作らなく良さそうだ。
お菓子は作ると思うけれど、一緒に作ろう。

それ以外は、久しぶりに光ちゃんと追いかけっこでもしようかな?

光ちゃんの笑い声は、ママを幸せな気分にしてくれるから。


今日はママも一緒に光ちゃんのSpatzennestに行った。
ママ達が1人づつ残っていたんだけど、今日はママの番だった。
どんな事をしているのか?見るために残るんだけど。
10人の子供・・面白かったぞ!

光ちゃんは、まず先生のベンチに座って本を読んでもらっているのが習慣らしかった。他にも4人ほど入れ替わり立ち代わり見ている。

そして、LeonくんとMelissaちゃん、この2人はなんとカップルのようだった!!(3歳前でよお)

2人はベンチに座り、肩を抱き寄せ・・髪の毛をなで・・チューまでしているのだ!!(げげ・・さすが!ヨーロッパ!)その後も2人は見つめあったり、2人で机の下にもぐったりして・・かなり怪しかった。(目のやり場に困った)
この2人・・遊びには全く興味がなく、先生が呼ぶと、ふてくされて、『僕、病気なんだ!』と言い張った。(先行きどうなるんだろう・・)

他の女の子は工作やお絵かきで忙しそうで、男の子は暇さえあれば玩具を取り合っていた。
spatennest

なんと!光ちゃんは、かなりこの中で楽しんでいた。

『そう!光ちゃんがワイルドだと思っている皆様!外の社会はもっとすごいのが沢山いますのよ!ご注意あれ!』

これ!本当にママの感想です。

とにかく、玩具の取り合い、奪い合いはかなりすごいものがある。

『おお・・どうすりゃいいんだ?』ってママは思ったくらいだ。
先生は、あまりに酷いと、中から首謀者を呼び出して怒る。
その後、その子に課題をさせる。(片付けとかブロックとかパズルとかね)
それでも、争うのを止めないとそこでは遊ばせない。

ママはハサミを使って遊んでいる子なんかを見て、一緒に切ったり切った紙に絵をかいてあげたりしていた。

『あなた、子供と遊ぶの上手ね~。助かるわ~。1人じゃ見切れないのよ・・』先生は言った。
ママチョット嬉しかった。

『日本では幼稚園の先生だったの?』と、そこまで言われるとさすがに照れた・・
『いやあ・・そんな・・・』その後も、折り紙なんかをして遊んでやった。
折鶴をあげた女の子は大事に家に持って帰ってくれた。

『それは!折り紙ね!日本人は皆出来るの?いつ習ったの?』先生は、色々聞いてくる。
『光ちゃんのいつも持ってくる、素敵なお弁当は何なの?』
『あれは、ご飯に鮭を混ぜて・・一口大に丸めて、海苔という海草で包んであるんです。この子の好物なもので』と、ママは説明した。
『なるほど~。光ちゃんはいつも美味しいものを食べて良いわね!』先生が言うと、光ちゃんは
『そりゃそうだよ~』と言った。
他の子のお弁当はすごかった・・・
焼き菓子とキューリ。サラミとキウイ。
(いや・・この感覚は分からないな・・・)
買ってきたパンとチーズは代表的だったが・・
まあ、それなりにみんな子供の好物なんだろうけれど・・
みんな、一杯残して居た。

お陰でママは子供達の人気者になった。
光ちゃんは・・最後には『僕のママだ~』って焼きもちを焼いた。
ママも光ちゃんと遊んであげたかったけれど、そうもいかないじゃない?

しかし・・10人の反抗期はすごいな・・こりゃ、ママは一日だけだったら何とかなるけれど・・・毎日じゃ死ぬな・・

とにかく。疲れたけれど・・面白い一日だった。
昨夜はかなり熱があったんだけど。子供ってすごい回復力よね~。今朝には熱は下がりました。
が・・・
鼻詰まりが酷い・・
今夜もすでに一回起きました。
また、咳き込んでいます。確実に起きるでしょうね。
あ・・起きた。
こんな感じで、今夜もママのネットサーフィンはお預け。
早く良くなるといいなあ・・・
2003.10.09 熱・・
ドイツは寒い・・今朝は幼稚園に行くときは4度しか無かった。ついでに言うと・・今日は一日中6度から上がらなかった。
『眠い・・』幼稚園から戻ってくる時、光ちゃんは言った。
『え!信じられない・・』ママはこの時、光ちゃんが具合が悪い事を悟った。

『やっぱり、昨日の雨の中の買い物がいけなかったかなあ?』ママはちょっと悪かったな・・って思った。

光ちゃんは、決して自分から『眠い・・眠りたい』なんて言葉を発しない。
『ねんねする?』ってママが聞けば。
『しない!』と、いつもは返ってくる。それがどうだろう?
する・・』と今日の光ちゃんは言った。

『どれどれ?』ママは光ちゃんのおでこに手を当てた。
『う~ん。少し熱いな・・』ママはソファでダラダラしている光ちゃんに昼食を食べさせて、昼寝させた。(約一年ぶりじゃないの?)

具合が悪くても1時間後には『起きる・・』と言って、光ちゃん起きて来た。

熱がまた上がっているので、本当は寝ていてくれた方が良いんだけどねえ・・(だって・・・ママが何も出来ないじゃない)

『ママ~・・ママ~』やっぱり、午後中、グズグズ言った。

あくびを何度もするくせに・・
『寝なさい・・』と言うと。
『いや!』って言って泣く・・
『泣くと鼻水が出てもっと鼻が詰まるし、熱も上がるよ!』と、ママが言うと。
『泣かな~~いいいいい』と言って泣く。

明日は、お医者さんかなあ?
具合が良くなれば良いけれど・・・ママ、少し心配だ。
光ちゃんの寝る前の質問は相変わらず続いている。

『光ちゃんは、男の子だよね~。それで~。お兄ちゃんになるでしょ?』
『そうそう!(やっと分かったか)』と、ママは相槌を打つ。
『それでえ~。ママは何になるの?』と、光ちゃんが言うので。
『ママは女の子だよ~』と答えたら・・すかさず、光ちゃん
『え~。ママは女の子じゃないよ・・おばちゃんだよ 』と、言われた。

この言葉にママ吹き出した。
『あははは!そうだよね~ママはおばちゃんだよな・・女の子じゃ駄目だよね~。』
ママちょっと図々しかったか・・

光ちゃんやっと分かって来たようだ。

でも・・女の子でも・・いいじゃん・・ねえ・・
光ちゃん、今日から皆と一緒の時間にspatzennestに行ける事になった。
今朝、ママが早く連れて行ったので、先生は動揺した。(でも、始まりが8時半なんだもの。8時20分過ぎで先生も誰も居ないのっておかしいんじゃない?)

『こんなに早く来ちゃって大丈夫かしら?私はどうなるか分からないわ』と言う先生の発言にママかなり不安になった。
(この先生、朝は機嫌が悪いのかしら・・?)
でも、『もう先生が時間通りに連れてきて良い!』って言ったんじゃないの?

『ママ?指きりして!(泣かない約束)』と指切りをせがんで『ママ!チュー』ってチューしてさっさと行ってしまった。
先生の対応にやや不安だったものの・・ママはさっさと、戻ってきた。

今日から保育時間も30分延長する。

『大丈夫だったかなあ・・』と、不安な気持ちで行ったが、何とか大丈夫だったようだ。
(ね?案ずるより生むが易しでしょ?)
『どうでしたか?』ママは先生に聞いた。
『大丈夫だったわ』先生はあっさり言った。
(あんなに不安を植えつけておいて!聞かなきゃ何も言わないのか!)と言いたい気持ちを抑えて、帰って来た。

帰りに、近所の友達に届け物をしに行った。

『いらっしゃーーいい』笑顔で迎えてくれた彼女に、光ちゃんは、『あれ?ご主人は?』と聞いた。
『え?今なんて?』彼女はビックリした。
『ご主人は居ないの?』と、再度光ちゃんは聞いた。
これには、彼女が爆笑した。
『光ちゃん、随分大人みたいな言葉を知っているのね?』

ママ苦笑しながら・・・
『だってねえ、たまに、まゆみさんは来ないの?って聞くので、ご主人が出張から帰って来たから来ないのよ。って教えたのよ。お子さんいらっしゃらないから、○○ちゃんのパパじゃないしさあ・・旦那さんでもおかしいかな?って思って。』

『なるほどねえ・・そういうことか!』彼女は笑った。

家ではそんな事言わないのに・・光ちゃん、ママの言った言葉を覚えているのか・・侮れないぞ・・・
ママ・・これからもっと発言には注意しなきゃな。

しかし・・『ご主人は?』には笑えるな。

何はともあれ・・光ちゃん、今日はがんばったね!
最近、週末は御菓子を作る事が多い。
『さあ!今日は美味しそうなりんごの蒸しケーキを作ろう!』ママは光ちゃんに言った。
『光ちゃんもお手伝いする~』光ちゃん、踏み台を持ってきてママの所に来た。

『じゃあ、ママが皮を剥くからリンゴを切ってくれる?』
『うん!良いよ~』ママの剥いたリンゴを小さく切るのが、光ちゃんの今日の最初の仕事。
本物のナイフは渡せないが、食事用のナイフなら手を切る事もない。
真剣な顔をしながら、切っている。(まあ、お口に入るほうも多いんだけど・・)
ringo
次は粉ふるい!これがしたいために、光ちゃんは手伝っている。
『随分上手になったね!』ママは言った。
『うん!光ちゃん、上手になったよ~!おっわりいいい』
ここまでやって、光ちゃんの手伝いは終わった。

30分後・・・
キッチンのタイマーが鳴った。

『美味しく出来たかなあ?』ママと光ちゃんは蒸し器の中を見て見る。
『出来たよ~』光ちゃんは言う。
熱いうちにママが型から外す。
『初めてにしては美味しそうだ!!』と、ママ。
『うん!美味しそうだね!食べてみる?』と、光ちゃん。
『まだ熱いよ~。もう少し冷ましてからね』
cake
(どうです?美味しそうですか?)
その後、2人で仲良く食べた。
やっぱり、一緒に作ったお菓子は美味しい!

今週末は何を作ろうか?また、ネットサーフィンで探さなきゃ。

今日は雨模様だったけれど、休日の後の週末。
『買物に行かなきゃ!』ママは昨日の疲れも有ったが、光ちゃんと買物に行った。
『マクドナルドに行こう!』ママは光ちゃんの為に、ついでにマックに行くことにした。(昼ごはん手抜きするためだが・・)

『マックだああ♪』光ちゃんは、嬉しそうに三輪車をこいで付いてきた。
マックで子供用のセットを買っても、光ちゃんはポテトを少々食べるだけで、メインは外の遊び場だ。

買うのも待ちきれ無い様子で、慌てて靴を脱いで外の大きな滑り台に走っていく。
すでに大きなお姉ちゃんたちが数人遊んでいる。

勝手に仲間に入って遊びだす。すると、お互いに前を見ていなかったのか?1人の女の子と滑り台の階段でぶつかった。
『Tut mir leid!(ごめんなさい)』と、光ちゃんはとっさに言った。
『Macht nichts!(何でもないわ!)』と、その女の子が言って何事も無かったかのように、光ちゃんは遊びの輪に加わっていた。

『おおお!!光ちゃん!とっさにドイツ語で謝れるのか~』ママは物凄く感心した。
(ドイツ人の子でそうやって謝る子を見たことが無い)

どうやら、光ちゃんは、ドイツ社会でがんばっているようだ。
また、少し大人になった光ちゃんをママは見た気がした。
今日は雨だった・・・ママは以前から約束していた、クリスタの赤ちゃんを見に行く約束を止めようか?と思案していた。
『ねえ・・雨だから、止めようか・・』ママは、光ちゃんに聞いてみた。
『行く・・!』光ちゃんは、この時間に合わせるようにママに急かされてウンチまでして万全だった・・・
『そうだよなあ・・じゃ・・行くか・・』ママかなり気が進まなかったが行くことにした。

休日ダイヤの為に、バス停まで少々歩く。13時過ぎに、ママ達を乗せたバスは駅に向けて出発した。
駅まで30分強!
『もう着く??』光ちゃんはすでに飽きてきた。アクビまでし始めて・・ママ慌てる。
『まだよ!これから電車にも乗るんだけど、大丈夫?寝ないでよねえ』

駅の自動販売機で切符を買うのも初めてだ。(いつもは、窓口で買うから・・)
『うーーんと、これはどうするんだ?』ママ試行錯誤の末にやっと買った。
『これって、ドイツ語が分からなかったら買えないんじゃないかなあ?』って言うほど、押すボタンが一杯有った。

少々時間が有ったので、売店でバスの回数券も買い足しておいた。
『ママも色々出来るようになったでしょお?』光ちゃん相手にママは自慢してみる。
『そうだよ~』光ちゃんは電車に目を丸くしながら、上の空で返事する。(悲しい・・)
えき
電車で1時間チョット、やっとアウグスブルクに着いた。
ホームにすでにクリスタのご主人のトーマスが迎えに来ていた。

クリスタの子は生後1週間と1日。アマンダと言う名前の女の子だ。

『はあ・・ちっちゃいね~。』光ちゃんの方がもっと小さかったはずなのに・・もう忘れちゃっているのね。不思議ね。
あまんだ
メリッサと光ちゃんは仲良く遊んでいる。
『やっぱり、幼稚園に行って、一緒に遊ぶ事を学んでいるんだなあ・・』ママは感心して2人を見ていた。

『それで?出産はどうだった?』と、ママはクリスタに聞いた。クリスタは今回は大きなバスタブの中で水中出産(?)した。
『痛いので叫びっぱなしだったわ!Oh!my God!!Oh!my god!!Help!ってね。あはは!でも、前の普通の分娩よりは良かったわ!』とクリスタは言って笑った。
『ぎゃはは』ママも笑った。そう!出産の時の痛みって、物凄く痛かった!ってのは覚えているんだけど、すぐに忘れちゃうのよねえ~。

と!!!しまった!!帰り電車の時間を忘れていた。
『あ!何時だっけ?私の乗る電車は?』ママは慌てて持ってきたコピーを見た。
『がーーん。すでに電車は出てしまった・・・』次の電車はなんと・・2時間後だ・・・
あまりにも2人が仲良く遊んでいたので、ママはクリスタと話し込んでいたんだ。
本当にこんな事は珍しいんだもの。

2時間後の電車に乗ってママと光ちゃんは帰って来た。
アウグスブルクもFOLKS FESTがあったらしく、電車中酔っ払いで一杯だった・・・
電車の中では大合唱が始まっているわ、酒臭いわで最悪だった。

やっとの事で地元の駅に着いた。
『タクシーで帰る?』光ちゃんはママに言った。
『そうだね・・駅にタクシーが止まっていたら、タクシーで帰ろう!』2人ともすでにクタクタだった。

幸い、駅にはタクシーが止まっていた。家まで15分もかからずに戻ってきた。

『今日は疲れたよねえ・・』と、光ちゃんは言った。
そうだろうなあ・・長靴だったしねえ・・歩きづらかっただろうなあ・・
良くがんばったね!次回は、パパが帰って来て、クリスマスマーケットの出る時期に遊びに行こう。

そう・・12月もすぐそこだ!
『幼稚園での何したの?』とママが聞くと。
光ちゃんは『AUTOで遊んだ~』ばっかり。
帰りにみると、それぞれのバックの横には、その日のお絵かきの作品なんかが置かれているが、光ちゃんは一回たりともそんなものを持って来た事が無い。

『ねえ・・お絵かきやなんかしないの?』ママが聞くと。
『う~ん。しない・・』と、光ちゃん。

これは、今までママが怠ってきたからなんだろうか?
家でもかまわずAUTOばっかりで遊ばせたからなんだろうか?
と思って、別に教育ママじゃないんだけれど、最近、いろいろさせようとがんばっている。

しかし、ついつい『そうじゃないわよおお!ママのやるのをチャント見ているの?』って言ってしまって。
光ちゃんの、好奇心を半減させてしまっているようだ。

今日は、左利き用のはさみとネンドやら様々な工作道具をを買ってきた。

粘土は小麦粉の入っている物。
これがねえ・・興味を持ってやっていたんだけど・・・来ていたオマが手を出してうるさいので、
『もう終わり~!』光ちゃんは言って、さっさと止めちゃったのよ。
『手を出すな!っての、光ちゃんは周りがあまりうるさいこと言うと、興味無くなって止めてしまうんだから!』
ママは内心思った。

オマが帰った後、はさみを出してあげた。
右利き用のハサミは有ったんだけど、どうも上手くいかない。
もともと、このはさみ自体プラスティックで手なんかが切れないように出来ているんだけど・・・(ママが試してみたが・・なんとも切れ味が悪い)

そうしたら!どうだろう?上手とはいかないまでも、器用に切っているじゃない?

『うわ・・やっぱり、左利きなのか・・』と思ってみていると、何もして居ない右手も開いて動かしている。

『あはは!そっちのお手手何しているの?そっちは紙持たなきゃ駄目じゃないのおお』また、つい小うるさい事を言ってしまった。どうして、黙ってみていられないのかしらねえ?ママってさあ・・。しばし我慢してみている。

『紙はママが持つの・・』と言いながら、真剣に切っている。
『あのさあ・・自分の方に向けて切っちゃ切りづらいし、危ないでしょ?ほらあ!こっちの手切っちゃうじゃない!』
(うるさいよなあ・・ママねえ。2歳なんだって!!)

それでも、光ちゃんはハサミが気に入ったらしく、30分も切り続けていた。
『ママ?これ持っていって良い?』寝る前はいつもその日に気に入った物をベットに持っていく。

『それは、切れちゃうから危ないから駄目よ。』ママの言葉に、珍しく、光ちゃん納得した。
それでも、寝る前に空で手を動かしてみて、嬉しそうに
『ほらあ~。出来たよ!こうやってハサミ使うんだ~』とママに見せてくれた。
『そうだよ~。すごいねえ!』ママは褒めてあげた。

これで、少しは工作に興味を持つかなあ?

ママは少し期待している。
2003.10.02 ニュースだ!
『泣かなくなってきたので、来週から早く起きたら早く連れてきても良いですよ!』
今日のお迎えの時に先生が言った。
(あのお・・別に寝坊して遅く来ているわけじゃないんですけど・・人聞きが悪いわ)ママは内心思ったが。
『分かりました!どうもありがとうございます』と、言って帰って来た。

どうやら、光ちゃんも少しずつ、Spatzennestに慣れていたらしい。

『光ちゃん!来週から皆と一緒の時間に来て良いって!良かったね?』ママは、光ちゃんに言った。
特別、光ちゃんは嬉しそうでも無いが・・・
『そう~?』と言って三輪車を漕いでいる。

来週からは保育時間が11時から11時半まで伸びる。
朝45分早めるって事は・・一気に1時間15分も伸びる事になる。大丈夫かな??

初まりからママ達は1人ずつ交代で残っている、来週はママの番が来るんだよね・・だから、遅く来られちゃ困るって事なのかしらねえ?

とにかく、光ちゃんは光ちゃんなりにがんばっているようだ。
ドイツ語でも5まで数えられるようになったし、独り言を言って遊んでいる時も、ドイツ語が多い。
やっぱり、行っていて良かったんだろうな。

まだまだ、大変だろうけれど、ママと二人三脚でがんばろうね!!