2005.02.28 準備は万端!
おととい”ルフトハンザ”のマイルで交換して頼んだ”子供用のキャリーバッグ”が昨日届いた。(物凄い速さだ!)

ママのマイルで変えられるので前からねだられていたのだが、”フィリックス”のうさぎちゃん(爆)の絵の付いたブルーのキャリーバッグ。

『これ光ちゃんの?!ひゃっほ~~♪』着いてからはもう大興奮で、家中転がしまわっている。

入っていたダンボールも、”飛行機”に変身して、窓やら、ドアやらを書いて(本人曰くだが・・)活躍している。

『これさー。鍵もついているんだ!』来客には必ず披露する。

いやはや・・・ここまで喜んでくれたら、ママのマイルも使った甲斐が有るってもんだ。

光ちゃん、気持ちはすでに機上の人。
『ママはママの荷物で充分だから。お願いだから、自分で持ってくれよ・・・。』ママ、かなり不安なんだが・・。

それを知ってか?知らぬか?家中、引きずり回している。

この中には、何が入るのだろうかねえ?まさか、玩具だけって事は無いだろうな・・・。そうだ!内緒で補助便座ばらして入れようか?(爆)

何はともあれ・・・無事に日本へ行ける事だけ祈ろう。

そう!おかげさまで30000アクセス達成いたしました。皆様、どうもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします~。
入院中のヒリガードが水曜日に隔離病棟に入れられた。
ここ数日、彼女熱が下がらなくなっていた。

結核・・・。そう、彼女は結核菌が見つかってしまった。

こうなると、いつ感染したのか?によって、見舞いに行った家族全員が隔離される可能性が出てくる。

とにかく、フィリップとダニエル(息子)は、検査を受けさせられたらしい。
その結果によって、彼らが感染していた場合、彼らの行動範囲にも検査が及ぶ。
そして、お見舞いに行ったママも含む皆が、検査されることになるだろう。

今の所は誰も熱も出ていないし、その兆候は無い。

あああ・・・。今年は何て年なんだろう・・・。

果たしてママと光ちゃんは日本へ行けるのだろうか!?

そうそう・・忘れていた。
ここ最近、ドイツに住む日本人ママさんに良く聞く話
『うちの子、UNO好きなのよねえ~!』って・・
そこで・・
『光ちゃんUNO買ってあげようか?』と言うが、興味が無い。結局、他の玩具を欲しがるので・・買い忘れたものが有ったので、買い物に出かけてそのついでにUNOを買ってみた。

まあ、数字の勉強にもなるし、勝つことも有れば、負けることも有るというのを学ぶにも良い。それに、こういうゲームで少し、座っている時間も必要だ(あくまでも光ちゃん、病気だからね・・・苦笑)

『でも、しないかなああ~?』と思ったが・・

これが!!あなた!!光ちゃんにも簡単で、はまる!

かなり本気でやっているにも関わらず・・・ママ連敗・・。

『嘘だろ・・・』パパが笑うが・・これまた負ける。パパの負けたときの顔・・かなり悔しそうにして、もうしないでどこかに行っちゃった。(子供じゃ有るまいし・・・・)

今日も、何度やっただろうか・・・・?

”ふろっしゅさん!やっぱり出来ましたわ!ついでに、光ちゃん大喜びでございます”

日本へいけたら・・飛行機には持ち込もう!これいい時間つぶしになりそうです。

しかし・・・大人しくしているため・・と言うのは大間違いで・・・勝つと光ちゃん、部屋中を走り回ったり、逆立ちして喜びを表す・・・(苦笑)どこまでも、アクティブな光ちゃんですわ・・・。
光ちゃん、手術後の経過を見てもらうためと、また耳の調子が悪いので兼ねてから予約を取ってあった耳鼻咽喉科に出かけた。

結果・・・
両耳はまたかなり炎症を起こしていて、中耳炎・・・。(涙)
ここのお医者さんは怒った!
『なぜ、手術した先生は耳にチューブを入れなかったのか!』と・・・。
私たちだってそのつもりで出かけたんだけれど、医者が判断したこと。

先生は
『2~3週間後に再度診たい。それで駄目なら再手術をすることになるでしょう』と言った。

しかし、ママ達は日本帰るので、戻ってきてから再度受診して、その結果で決まる。

あああ!!!
だから!だから、言ったのに・・・。なぜあの時に、手術を一緒にしてくれなかったんだ!

全身麻酔は一回で充分だったのに・・・。可哀相な光ちゃん・・・。

5月は気候が良くなるので、耳の調子も良くなると期待するが・・・。また今年の冬になって、悪くなる可能性も有るわけだよね・・・。

何だか・・疲れた。
光ちゃん、今日も幼稚園を休ませた。下手に行って暴れても困るから・・。(苦笑)

が!しか~し!だからと言って大人しく寝ている光ちゃんではない!

それでも、ママの
『耳が痛くなったら飛行機には乗れないわよ!』の一言にさすがに光ちゃんもかなりパワーを落としている模様。

それでも・・その辺の”ちょっと活発な男の子”位のレベルね。いつもはどんなんじゃ?という感じだけれど。ま、皆様すでにご存知でしょうから・・。

それでも・・・夜、寝る前に1時間!本当に1時間咳き込んだ。

最後は咳が咳を誘発するようで・・
『げーーーーー!!』になって・・ママは
『まずい!吐く!』と思って、吐いても良いようにタオルケットを用意したが・・涙一杯流したけれど、吐かずにすんだ。

一回、起こして大人の枕を2つ折りにして高くし、咳き込む時に良く飲ませるメープルシロップ湯を飲ませたら、やっと寝た。

これでも、明日の朝にはまた
『遊びたい~!!寝るのは嫌だ~!夜じゃないのに~!!』というんだろうな・・ママは寝て居たいよ・・・。

ママの腰痛は・・というと・・
2日行かなかったら、やっぱりまた腰が痛い・・(涙)そんなわけで・・パパが戻ってからまたまた医者に行く。

『今日は・・ここが痛くて・・』と前とはまた別の場所が痛むので言うと・・。
『そうですか・・じゃ・・・診て見ましょう』と言いながら、
『ブツブツ!!!』と、8箇所も注射刺された!(号泣)

途中で
『あわ!』とうめいて動いたら。
『力入れちゃ駄目!そんなに深く刺していませんから』と言われた・・

深くても浅くても痛いものは痛いんだ!!っての!!

『う~ん・・また明日来てね』と、先生は言った(涙)

情けない顔で診察室から出てきたら・・待っていた患者さんに笑われちゃった・・・。でも、その人も同じ治療で来ていたようなので・・。
後から考えたらあれは”同情の笑み”だったんだな・・。

それでも、日本への里帰りは着々と近づいているわけで、今日は今回のメインイベントになるであろう、
”京都、大阪の旅”のために、飛行機を予約した。(これ・・パパのマイルがたまっているので使うのでタダ♪)

ホテルは・・実はママは独身時代ホテルの東京案内所で働いていたので・・その時の、同僚に会う目的なので・・物凄く無理を言ってもらって・・安くお願いしている。(タダじゃないわよ・・)

ドイツに来てしまったので、一緒に働いた仲間には会えないし、必ずしも良い思い出ばっかりじゃなかったけれど。
やっぱり、かなり懐かしくて嬉しい。

光ちゃんに話した所
『ママのアーバイツコリーゲ(同僚)』に会うの?と言ってなんだか、こちらもウキウキしている模様(なぜだ?)

光ちゃん連れの国内旅行になるわけで・・どうなるのか?予想できませんが・・。珍道中だろうね。絶対にね。

まずは・・これ・・治さなきゃねえ・・。はあ・・(現実逃避)

そうそう!と言うのも、、りーさんの日記で思い出したけれど。。

なんと!!日本への通話料金”ただ!”ってのが有ったのだよ!!
国際電話が”タダ”ですよおおお!!考えられます~?
ドイツから日本へ掛けて・・1時間話しても”タダ”よ!!
そんなわけで・・日本へ散々電話してしまった。

日本じゃ考えられないよなあ・・・”国際電話タダ!”これ期間限定みたいだけれど・・・いつまでかは?分からない。
ドイツ在住の皆さん・・お試しあれ!
昨晩の咳が酷かった。1時から4時まで咳き込んでやっと寝たしだい・・。
そんなわけで、ママも光ちゃんも寝不足の朝を迎え、勿論、小児科に出かけた。

予約が無いので待つこと2時間・・・(涙)まあ、有っても対して変わらないとは思うんだけれどね。

『耳が痛いって言いませんでしたか?』先生は言う。
『そうですねえ・・2日か3日前に言いましたけれど、鎮痛剤飲んだら、その後は・・言いませんね』と、ママが言うと、先生は

『おかしいわね・・・かなり赤くなって炎症を起こしているので、痛くないはずは無いんだけれど・・・こんなに酷くなっちゃったので、抗生物質出しますね』という。

『おおお・・・またか・・・(涙)』結局、手術しても耳の炎症がなくなるって事は無いわけで・・ただ、今回は、きっとかなり持った方なんだろうなあ・・。本当だったらとっくに、中耳炎になって耳が痛くなっていたところなんでしょう・・。

もうすぐ日本なのに・・こんなに酷い風邪かよ・・・(涙)

午後から、やっぱり、かなり具合が悪そうだ。熱っぽいんだけれど・・熱は出ていない。

いやはや・・・。こんなわけで・・・ママはまたしても、腰痛の医者も、マッサージも中断になった。せっかく、少し良くなってきた所なのに・・・。困ったなあ・・。

でも、光ちゃんパワーで早く良くなれよおお~!!
隠しちゃ居ないが・・今日はママの誕生日だった。

ドイツじゃ、誕生日会は大人でも盛大に祝うのすが(しかも、自分でね・・)身内に病人が居るので、盛大な誕生日会は無し。
とは言え、身内からや友達からは何本か電話でお祝いの言葉を頂く。

タイミング良く(悪く?)昨日、りげ子さんからお電話を頂いたので、26センチのケーキを消耗するために(すみません・・)無理やり、呼んでしまう。

その時、光ちゃんは間違わずにフルコーラスで
”ハッピーバースデー”を歌ってくれた。

去年までは
『ばっでてゅーゆー ま~ま~!!』だったのが、いつの間にか今年は
『はっぴば~すで~、ま~ま!』になっていた。

やっぱり、嬉しいね~。

とは言え・・・夜になって、またかなり酷い咳が出ている。

あ・・泣いている・・・また風邪か・・・。


今年もスケートのマイスターシャフトが有る。

パパは先週申し込みを渋っていたが、なぜか?今日は
『申し込みするか?』と言う。なんでも、みんなに何かしらのチャンスをくれるらしいし・・
『ペンギン同伴可!(爆)』と言うので、申し込んだ。

そんなわけで・・コーチのおじさんも、この訳の分からんグループの指導に力が入った。

みんな、ペンギン無しで、何とか滑れるようになったので、あっちだこっちだと指示を出してするんだが・・
これが・・見て居る方は大爆笑の連続。

1人を定位置に立たせている間に、他は
『僕どこに行っちゃうのかわかりませ~~ん!!』ってな感じで、どこかに行っちゃうし、光ちゃんは立っているのが疲れたのか?
『どってえええ~~』と座っちゃう。

『おや?』と見ると、もっとすごい暴走の男の子が居て、これが駄目と言われているペンギンをさらって、ビュンビュン滑ってどこかに行っちゃう。

隣のグループの先生がまさに”逮捕”して、連れ戻すと、今度はふてくされて、リンクに大の字に寝て、”泳ぐ”。

おじさん先生の神経・・どんなに太くてもやっていけないだろうなああ~!!ご苦労さん。

それでも、やっとみんなに
『あそこまで行ったら、一回止まって、またそこから向こうまで滑っていって』と言ったようだ。
それぞれ、滑っていく・・・

おっとっと・・・光ちゃん、すべるのは何とかなっても、止まれないらしい・・・(苦笑)

『こらああーー!ここで止まらなきゃ駄目だ~!!』先生がつかもうとしたんだが・・
『光ちゃんは止まれませーーーーーーん』って感じでそのままリンクの端まで行って
『どっか~~ん!!』壁にぶつかって止まった。

今度は、その場で『くる~~っ』と回る練習。

これ・・毎回なんだけれど・・光ちゃんなぜか?物凄く真剣にする。右回り、左回りとするのだが・・おじさんコーチが他の子に真剣に教えている間中、光ちゃん
『くる~~』
『くる~~』と、1人だけまじめに回っているんだが・・。

おじさん先生が気が付く時、いつも光ちゃん目が回っているらしく、一人で転がっている。
『こらあ~!!まじめに回らんかい!』ってな感じで光ちゃん叱られる。

『・・・全く、要領の悪い奴だ・・・(苦笑)』だって、こっちで見ていると分かるんだけれど、唯一、光ちゃんだけまじめに回っているのに・・・他の子は、しないで立っているだけなのにねええ~・・見られたときは、足元ふらふらで転がっているわけ・・。

そんなわけだから・・終わることには、ヘルメットから湯気が上がる程汗をかいている訳・・。(本当にヘルメット脱ぐと白い湯気が上がるので・・怖い・・・)

ありゃりゃ・・・これじゃあねえ・・マイスターシャフトも無いだろ・・・。(苦笑)

でも、これで”スケート協会の認定証”が出るらしい。

すごいじゃん!!!

テストは2週間後・・どうなるのかなああ?なんだか・・ママの方がドキドキだ・・・。
『やっぱりあのチャンネルを消して正解だったよ!』パパはママに小声で言ってきた。
『ん?そう?(そんな一日で効果があらわれる・・??)何で?』ママはパパに聞いてみた。

『今日は、そんなに興奮していないじゃないか?』と言う。

『ふ~ん・・なるほど・・・』ママはさっきから楽しそうにラップの筒に円柱の積み木を入れて”吹き矢”モドキをパパと楽しんで大笑いしている光ちゃんを見た。

『まあねえ~・・』そう言われりゃそうなんだけどさあ・・。そもそも、”吹き矢”ってのもどうか?と思うんだが・・・。

『やっぱり、あのチャンネルはいけない!見ていりゃ、ずっと戦いだとか、事故だとかばっかりだからなあ~!やっぱり、消してよかったよ』と、パパは満足そうに光ちゃんと”吹き矢”を楽しんでいる。

『まあねえ~。そうねえ・・。(っていうか・・パパも光ちゃんとチャンネル争いしなくて良くなったしね・・)
』ママは言ったが、そう・・ママにはもう一つ分かっていることが有る。

光ちゃんがテレビをあまり点けなくなったのとによって、こうしてパパが一緒に遊んでいることが、今日の光ちゃんが穏やかでいる大きな原因なんだ!ということを。

光ちゃんにとってテレビなんてのは、暇つぶしの一環であって、こうして誰かが付きっ切り(?)で遊んでくれればどうでも良いんだよね・・・。

それが分からないパパは、自分の優れた選択を自己満足して褒めちぎっているが・・。(爆)

こんなに一緒にパパが遊ぶことって無いもんね。

まあ・・いつまで続くか分からないけれど・・。もう少し、時間をとってやってよね。パパ!

しかし、例のチャンネルが無くなったお陰で、夜はいつまでもテレビにしがみつかなくなった。目覚しい進歩だな。
明日の朝も、あのチャンネルが無ければ、ノロノロとすることも無くなるだろうか?そうだったら、嬉しい♪

これで朝のストレスが減るかもしれないぞおお~♪明日が楽しみだ!
この所、パパとママの間で気になっていたんだが、最近、光ちゃん”戦闘物”や”自動車のレース”物を見ていることが有る。戦闘物は文字通り・・戦いばっかり・・自動車のレース物は、事故ばっかり・・。(苦笑)

パワーレンジャーかなにか?だと思うんだが、今日、ママも一緒にテレビを見ていたんだが・・何ともまあ・・アグレッシブだ・・。

それを真剣に見ている光ちゃん・・。

横で見ていてるママでさえ
『これはちょっとなあ・・・』と思うほどだ。

そこで・・
『こんなの見ちゃ駄目よ・・』そう言って消した。

『消しちゃ駄目!光ちゃんはこれが好きなんだから!!!』と、物凄い勢いで食い下がってきた。

はっきり言ってこの抵抗にはビックリするほどだった。今までテレビごときでここまで泣き、抵抗したことは無かった。

『駄目!って言ったら駄目よ。これはあまりにも暴力的過ぎるから、光ちゃんの年齢には合わないよ』と、ママが言っても、ママのスェットにしがみついて
『光ちゃんはこれが好きなの!もし、ばあばの所に行っても、こういうの見るんだから!!』と、泣きながら怒って言う。

この間に、居間に居たパパがこのチャンネルを削除した。

このチャンネル、実は朝も光ちゃんのお気に入りの”ボブ”なんかもやっているんだが・・朝だけ見せるわけにはいかない。

こういうチャンネルは誰が見ているか?どんな年齢の子供が見ているのか?分からない。こうなると、親自身が責任を持って管理するしか無いわけだ。

日本では普通なのかもしれない、光ちゃんよりも年下の男の子がこういう”戦闘物”が好きだと言っていたけれど、ここドイツではあまり歓迎されていないような気がする。

そんなわけで・・我が家の子供チャンネルの一個が消えました。
でも、他にも2個有るし・・良いよね?

この年齢はテレビの影響力が高いからねええ~。
ごめんよ。光ちゃん。でも、パパもママもまだこういうの見せてあげるつもりは無いから・・。
『あ!今日は光ちゃんは部屋に居ますよ。』ママがお昼に光ちゃんを迎えに行った時に先生が言った。
『あっちゃ・・・また何かやったのか・・・』ママは内心思って・・
『また何かしましたか・・?』と先生に聞いた。

『私は見ていなかったのですが、イネス君が泣いて、光ちゃんが叩いたと言いましたので。私が反省させるために、部屋に入りなさい!といったんですよ』と、先生は言う。

『あ・・ら・・すみません・・』と言いつつ、部屋を見ると、光ちゃん泣きそうな何とも複雑な表情で外を見ていた。

ママは急いで部屋に入っていったら、光ちゃん、何とも難しいパズルをさせられていて、全く出来上がっていない。

『これしなさい!って言われたんだけれど・・・光ちゃんは出来ないんだよおお・・・』と言った。

木のパズルで3重くらいになっていて、細かいパーツを入れ込んで一つの絵を作るんだが、これは普段は年長さんの子供がするので、光ちゃん達、年少さんはいじれない代物だ。

『ありゃりゃ・・?ママも出来ないので・・もうそのまま重ねて帰りましょう』とママは片付けて光ちゃんを連れて帰って来た。

『ねえ・・イネス君に謝ったの?』帰りにイネス君を見つけたので、光ちゃんに聞いた。
『うん。謝った・・』そう言っていた。

帰宅後・・・お昼を食べさせて、事のいきさつを聞く。

『イネス君が、危ないところに上ったので、そこは危ないから降りなきゃ駄目だよ!って言ったのに、降りてこないから叩いたんだ・・』と言う。

『なんで?何で降りてこないから叩くんじゃい!』ママは聞いたが、光ちゃんは
『だって!あんなところに上ったら落っこちて怪我しちゃうから、言ったのに。聞かないんだ!』と言う。

危ない=叩く・・これおかしな図式だろう!?

まあ・・それまで一緒に遊んでいたようで、ここにはイタリア人のカメロも一緒に居たそうだが・・なんと言ってもカメロはドイツ語がまだまだ話せない。

『先生がさあ~。イネスが泣いたのでどうしたの?って聞いたんだ。そうしたらカメロが光ちゃん!光ちゃん!って言ったんだ・・そうしたら、先生が光ちゃんを叱って部屋に入りなさい!』って言ったんだ。と言う・・。

う~ん・・これもなんだかなあ??先生も確かに
『私は何が起こったのか?見ていなかったので分かりませんが・・』と言った。

叩いたのは確かに悪いよね。それでも、状況が全く分からないのに、反省させたって分からないだろう?

それに、そもそも、光ちゃんが言う
”危ないところに上っていたイネスくん”これ・・考えれば、イネス君がもし落ちちゃっても先生は見ていなかった!って事だよね?

落ちなかったかもしれない。でも、落ちたかもしれないんだよね?光ちゃんに注意されてそれでもやめなくて、叩かれたから泣いて降りてきたわけよね?

先生に説明できなかった光ちゃんはまたまたいけないわけだけれど・・理由を聞いてくれなかった先生もどうかねえ?

イネス君は身体が物凄く小さい。(でも、顔はおっさん顔なんだよね・・)そしていつも、メソメソしている。
それでも、光ちゃんは何度も『イネスに叩かれた』と言っていた。

光ちゃんはあまり幼稚園では泣かない。そのために、結構、他の子に叩かれた事もあった。同じ事をされても

泣く=被害者
泣かない=大したこと無い。
なんか・・これって・・理不尽じゃない??ついでに光ちゃんは言った。
『イネス君はさあ~!叩かれるの好きなんだよ・・いつもはさあ~!』と変なことを言う。
『叩かれるのが好きな奴なんていないぞ!!』ママが何度言っても、光ちゃんは
『いつもはヘラヘラ笑っているんだから!イネスはすぐに叩くから・・好きなんだと思ったのに・・・』とブツクサ言っている。

何だかさあ・・そこの人(光ちゃん)なんか・・・大きな誤解しているんじゃないの?!あまりにみんなに今まで叩かれすぎて、感覚が麻痺しちゃっているんじゃないの?

それに・・・イネスくんと光ちゃんが並ぶと頭一個確実に光ちゃんの方が大きい。これ・・不利よねえ・・。


今日の先生の話はよく理解できなかったので、光ちゃんには
『どんな理由であれ、叩くのは良くないよ。後は、自分が悪くないと思ったときは、どんな状況でそうなったのか?本当の事をキチンと話さなきゃ駄目よ』と教えた。

『もしかしたら、それは悪いことかもしれない、でもね。嘘じゃなくて本当の事を話しなさい』と言っておいた。

4歳・・もう立派に”自分にとって都合の良い嘘”が付ける。これは、幼稚園に入ってから何度か目の当たりに見てきた。
嘘は良くないことだけれど・・・仕方が無い。これも成長の証なんだろう。

光ちゃんがママに
『じゃあさあ・・イネス君がまた危ないことをしたらどうやって止めれば良いの?』と聞く。
『その時は、また”危ないから止めな!”と言いなさい。それでも、止めないようだったら先生に言うか、もしくは放って置きなさい』と言っておいた。

冷たいようだが・・怪我をして痛いのはイネス君だし、それを注意してみていない先生の責任だろう。

ドイツで生きていくのは厳しいねええ~!
今日は、カロちゃんが遊びに来ない?と誘ってくれたので、ママは地図を見ながら出かけた。

2人は同じ幼稚園だし、生まれた頃から知っているので、幼馴染のようなもんだが・・・。

『もう、絶対に一緒に遊ばない!』と、カロちゃん不機嫌そうなお顔で来たかと思うと、その数分後には2人で大声で走り回っている。

カロちゃんの方がお姉ちゃんなので、
『もう・・仕方が無いわね・・』ってな感じで妥協してくれているんだと思う・・なんたって、光ちゃん”野ザル”だからねえ~・・迷惑かけるねえ・・カロちゃん。

とても楽しく、ケーキを食べる間も惜しんで遊んで帰って来たわけだが・・。

夜寝る前に・・急に光ちゃんは言った。

『あのさあ~!カロちゃんもチンチン有るんだよおお~♪』と言い出した。
『はあ?カロちゃんは女の子だもん。有るはず無いじゃん!』とママが言うと、光ちゃんいやに自信満々で
『有るもん!』と言う。

『無いって!』ママが言うと、光ちゃんは
『だって!見せてくれたもん!』と言う。

『はああ????見せてくれたって・・あなた、何していたのよ?』ママ少々うろたえる。(苦笑)

『一緒にさああ~。パンツもズボンも脱いで、ジャンプ!ジャンプして遊んだんだ~~』と言う・・
『あらまあ・・・。』光ちゃんのはぶらぶらして面白いだろうけれどさあ・・・(笑)

『カロちゃん・・見せてくれたの?でも、光ちゃんみたいじゃ無かったでしょ・・・?』と、ママは聞いた。

『う~んとねええ・・・カロちゃんのは、お顔みたいな色なんだよねえ・・光ちゃんのは赤いでしょお?でもねえ~・・。オシッコが出るところはさあ・・こうやってさあー。穴があって・・』と、まあ・・あきれるくらいに詳しく説明してくれる。

聞いている方が赤面してきちゃうじゃん・・(この2人どんな格好で、見せ合いっ子していたんだろう???)

『そっか~・・でもねえ・・触っちゃ駄目よ・・大事な所だからねえ~・・ばい菌が入ってしまったら、病気になっちゃうから・・』とだけ言っておいた。

光ちゃん、かなり勉強になったようだが・・見てもやっぱり
『カロちゃんも、チンチンが有る!』と言っているのはさあ・・なぜだろうかねえ??

なんか・・だんだん目が離せなくなるよね・・。相手が女の子だと、なんだかいろいろ心配しちゃうのは・・考えすぎなんだろうか・・・?
2005.02.17 雪だもんね!
今年は雪が少なかったのと、光ちゃんの耳の手術、その後のママの腰痛で、光ちゃんはまだ”ソリ”で遊んでいなかった。

ママは昨日から、医者に行きだしたので、
『まあ・・悪くなっても医者に行っているし・・』って事で、(なんじゃそれ?)午後からソリに乗せることにした。

ここ数日、また雪が降り続いているので、昨夜だけでも25センチ程積もっている。

『光ちゃん?ソリする?』ママが言うと、光ちゃん一瞬分からない。
『ん?ソリ?ソリってなんだ??』と聞き返す。

『あれ?忘れちゃったの?そりだよ~!ソリ!雪の上をすべるやつだよおお~!』と言うと、パッと顔が輝いて。

『あああ!!あれかああ!!きゃ~~!!って、すべるやつ?するする!!今するの?』と聞く。
『そう!今なら雪もきれいだし!支度していくよお!』と言う。

どうやら光ちゃんは、ママが腰痛なので、ソリは庭ですると思っていたようだが・・。

『じゃ!行こう!』と言うと、庭に出ようとする。
『そっちじゃないわよ!』と、ママが玄関に出ると。

『え?どこに行くの?もしかして・・シュピールプラッツ?(公園ね)』と言って、ますます嬉しそう。

吹雪のような小雪が振る中、歩いて2分ほどの遊び場に行く。
こんな天気だから誰も居ない。(苦笑)

1メートルかそこいら、傾斜になっているので、そこでソリをする。

『きゃあ~♪』と言いながら光ちゃん何度もすべる。
去年はそれ程でも無かったんだけれど、今年は自分でソリを引いて傾斜を上ることもできる。

始めは、座って滑っていたが・・次第に
『こんなこともできるよおお~!』と、ソリの上に寝転んでみたり、
『これもできるよおお~!』と言って、今度は腹ばいになったり・・・。

挙句の果てに、ソリじゃ無くて、そのまま傾斜を転がり落ちる

『まるで・・雪まみれになっている子犬だ・・。』

結局1時間も雪の中を転がって遊んだ。

光ちゃんホッペが真っ赤になった。帰り道は、ママがソリを引いて家まで帰って来た。(おいおい・・腰痛は大丈夫かよ・・・?)

たまには良いよね・・こんなのもさ!

その後、パパが戻ってきてからママはヒリガードのお見舞いに出かけたが、おりこうにしていたらしい。

この前、気になっていたので、クリップで挟める、チョウチョの付いた写真立てを持っていってあげた。

『これは良いわ!!本当に!!良いアイディアだわ♪』ヒリガードは、相変わらず写真立てが無くて、孫と息子の写真が何度も下に落ちるのを拾っていたと言う。
物凄く喜んでくれた。良かった♪

『痛み止めが強いらしく、一日中眠ってしまうの・・。嫌だわ・・』と、ママたちが居た2時間もたまに、ウトウトと寝入ってしまう。そのたびに、
『あ・・また寝ちゃった・・・』と、悔しそうに言っていた。

『週末には下のカフェテリアでコーヒーを一緒に飲みましょう!』と、ヒリガードは言った。
是非、実現して欲しい。

そうそう・・・ついでにママの腰痛・・・

昨日と今日、医者に出かけた。
電気マッサージと、注射を6箇所も打たれた。連日で!(涙)
明日から週に2回、マッサージが受けられるが、その後、またハウスアーツト(家庭医)に行って、また電気マッサージと注射だって・・・(号泣)

6箇所注射って・・痛いのよねえ・・。

でも、来月は待ちに待った日本への里帰りだもん。長時間に飛行機に耐えられるように・・ここいらで痛みは去っていただかなきゃ・・・。
先週光ちゃんを幼稚園に送りに行った時、久しぶりにラファエロのパパに会った。その時に、
『今度、ラファエロと遊ばせたいんだけれど・・』と言ったら、
『それじゃあ、来週の火曜日に・・』と、とんとん拍子に話が決まって、初めて今日は、ママが光ちゃんとラファエロを一緒に迎えに行った。

ママが午前中一杯、医者(腰痛の)に行っていたし、ラファエロが何を食べるのか?想像も付かないので(苦笑)お昼は無難に(?)マクドナルドに連れて行った。

2人はすでにエキサイトしていて、風船を取ったり、どの玩具にしようと言ったりして・・。ママも混乱状態!
『いやあ~・・男の子2人は大変だな・・』と、汗を拭き拭き2人を注意しながら食べる。

本当は、買って家で食べようと思ったんだが・・。気がつくとラファエロは、席に座って食べ始めちゃった・・。(苦笑)

光ちゃん、興奮の余りに、牛乳こぼしちゃうし・・もう!参った・・・。

家に戻ってからラファエロのママが電話してきて4時に迎えに来ると話が決まった。

『さあ!あなた達まだ3時間有るよ!』と言うと、ラファエロも光ちゃんも大喜び!

しかしねえ~。見ているとラファエロは実質でも10ヶ月お兄ちゃんになるわけだが、本当に、光ちゃんとの行動の差は歴然だ。

光ちゃんは、ラファエロに構って欲しい。ラファエロは1人で静かに遊びたいわけで・・結果的に、
『おい!それ以上、邪魔するともうお前とは二度と遊ばないよ!』と言われる。すると、光ちゃんも
『あ・・。分かったよ・・もうしない・・』と、言う。

あはは。ラファエロは光ちゃんの弱みが分かっているわけで、見ていても”数段上”だな・・と感じる。

光ちゃんはまるで恋人か何かのように、
『Du.Raphael。(ラファエロ)』ラファエロに付きまとってこればっかり言っている。そのたびに、面倒くさそうにラファエロは
『Ja??』と、気の無い返事をしている。

『ねえ?光ちゃんの部屋を見せようか?』(ラファエロ興味なし。)
『それとも、パパに寝室みたい?』(そんなの見せてどうするんじゃ?)
『トーマスの汽車にする?』(これはラファエロのリクエストだったらしい。)
と・・まあ、甲斐甲斐しいったりゃありゃーしない!と言うか・・鬱陶しいか。

光ちゃんはとにかくラファエロと遊びたくて仕方が無いわけだが・・光ちゃんはデニスの所に行ったときと同じで、ラファエロは目新しい玩具が一杯なもんだから、光ちゃんと遊ぶ気にはならないわけだよね。

『この子って・・本当に鬱陶しい・・(苦笑)しかし、この2人大丈夫なんだろうか・・・?』ママは光ちゃんが、ラファエロの事大好きなのは良く分かるが、あまりにひつこさにラファエロが嫌になってしまうのではないか?と、チョット心配していた。

ラファエロのママが来ると言っていた時間になった。

ラファエロのママと話しをするのは初めてで、実は少々、びびっていた訳なんだが・・

なぜかと言うと、幼稚園で見かけたことが2~3回で、その時も彼女は誰とも話もせずに、1人で居たし、外見で判断してはいけないのは分かっているが・・。

鼻にピアスが2個も3個も突き刺さっていて、かなりの短髪で、見た目がチョット怖いわけだ。

『う~・・ん。どんな人なんだろう・・・。ドキドキ・・』そう思っていたら玄関のブザーが鳴った。

『こんにちは!ラファエロの母です!』そういった彼女は満面の笑みを浮かべていた。
『おや・・。』ママの持っていた印象が変わった。

『ラファエロ~!迎えに来たわよおお』ラファエロのママが言って光ちゃんの部屋のドアを開けた。
『ぎょ・・・』ママ一瞬たじろいだ・・だって・・ドアの開かないほど、玩具が散乱している・・おいおい・・君達はすでに居間も廊下も玩具投げっぱなしじゃないか・・・。(苦笑)

『いやだ~!まだ帰らない~!!』ラファエロが言っている。
『駄目~!まだ帰っちゃ~!!』と、光ちゃんも言っている。

どうやらこの2人最後の10分くらいでやっと一緒に遊べるようになったらしいが・・・。

『また次回にすれば良いじゃないの?』ラファエロのママがドアの隙間から言う。

『また明日おいでよ~!!!』光ちゃんがラファエロに言う。
『明日来て良い?』ラファエロがママに聞く。
『そうねえ・・分からないけれど、今度はあなたの家に来てもらえば良いじゃない?』ラファエロのママが言う。
『行く~!明日?ねえ?明日行っても良い?』と光ちゃんが言う。
『ねええ~!ママ~!!明日遊んで良い?』ラファエロも言う。

そうかそうか・・良かった!良かった・・。まあ、いつになるか?分からないが・・。ラファエロのママに。

『今度は、一緒に来てくださいよ。子供達は遊ばせて一緒にコーヒーでも飲みましょうよ』と言ってみた。
『それは良い考えね。それに、私たち、この反対の通りの2ブロック目のアパートに住んでいるんだもの。近いから家にも来てくださいね』と言ってくれた。

ラファエロのママは仕事を持っているので、忙しいから実際はいつに実現するのか?分からないんだが・・。

まあ・・始めの第一歩としては良い感じだった。

ふうう~・・しかし、その後の片付けは大変だった。

『んもおおお~!これは全部ラファエロが出したんだよ!(怒)』光ちゃん、そんな文句を言いながら片付けた。

ママも見ていたんだが・・確かに、光ちゃんが出した玩具は殆ど無かったわけだが・・・次回は、キチンと片付けろよ!ラファエロ・・。(笑)

『楽しかった~!!!』光ちゃんは満足げに言った。

ところで・・・。

実は昨日、パパのパパ・・つまり光ちゃんのおじいちゃんの弟が亡くなった。
83歳だった。トニーおじさんは、道で光ちゃんと会うといつも
『僕は君のオパのようなもんだからなああ~!』と言って、小銭をくれた。

この前、ヒリガードのお見舞いに行った時に、たまたま同じ階に入院していたのを知ってビックリしたんだが・・。

一回目の手術は上手くいったのに、すぐに腎臓機能が低下してしまい、この前の金曜日に2度目の手術をしたらしいと言っていて、ママが行った時は、病室にはいなくて術後の集中治療室だった。

ビールが最高に好きだったトニーおじさん、78歳で奥さんを亡くし、1人で寂しいと言って彼女を作った。

しかし、その彼女も翌年に亡くなってしまい。同じクリスマス時期で寂しがっていたので、光ちゃんが誕生した初めてのクリスマスに我が家に呼んであげた。

彼は、家にあった一番大きいクマのぬいぐるみを光ちゃんへプレゼントで持って来てくれた。その時は、光ちゃんよりもずっと大きかったクマだが、今では光ちゃんの方が大きい。
年金生活でお金が無かったのに、道で会えば必ず、光ちゃんに『ママにアイスでも買ってもらいな』と言ってくれた。

何度も道で会うたびに、
『本当に近いんだからたまには遊びにおいで。分かるだろ?そこのアパートさ!』と言っていた。でも、このおじさん、女好きなので・・危ないので行かなかった・・(笑)

でも、1人で寂しかっただろうなあ・・いつも最後にはパパによろしく伝えてくれ。って言っていたんだよねえ・・。パパも忙しいので、会いに行ったりしなかったようだし、第一トニーおじさんは酒癖が悪いので・・みんな敬遠していたんだよねえ・・。

まさか、こんなにあっさりと亡くなってしまうなんて・・。
いつも、会うとニコニコしていた顔が浮かぶ。厚い手で、会うたびに握手して、話が終わるまで両手で握られていたっけ・・。(苦笑)

本当に数えるほどしか会った事が無いし、それも主に道端でバッタリばかりだったのだが・・。
悲しい。もっと早く分かっていたら、お見舞いに出かけたのに・・。
まあ・・亡くなるほど重病では無かったようなので、みんなが驚いている状態なんだけれどね・・。

きっと今頃は天国で、最愛の奥さんや、早くして亡くなってしまったお孫さんに(享年20歳)会えて好きなビールを飲んでいる事であろう。

トニーおじさん、安らかにお眠り下さい。



2005.02.15 パパも・・
光ちゃんは日本語が上手。パパは日本語は話せない。家では光ちゃん80パーセント以上日本語で暮らしている。
そこで・・光ちゃん、パパに言う。

『パパ!パパも日本語を勉強しなきゃいけないよ!』(パチパチ♪ママ内心拍手!)それを言われたパパ。

『そうだなああ~!お前は正しい!』と気の無い返事。その後
『じゃあ、お前はフランス語が話せるか?@#$%%!』と言う・・。
『あのなあ・・この際、我が家にフランス語は関係無いんじゃないの・・・?』ママは思う。

我が家にはドイツ人と日本人しかいないんだからさあ・・・。

すると、光ちゃんパパが言ったフランス語をものの見事に
『@#$%%!』と言う。

『・・・・・。』パパ苦笑い。

そう・・今の時期は、すぐに鸚鵡返し出来るんだよね。

どう思います?これって、光ちゃんに軍配が上がっているような気がしませんか?
まあ・・いくら言われてもパパは日本語なんて勉強しませんがね・・・(苦笑)
最近、キッチンに居る時に、パパと一緒にテレビを見ている光ちゃんが良く
『あ~!この人、日本語しゃべっているねええ~!』と、言っている事が多かった。

『ん?そんなバカな・・』と思っていたのだが。分かった!

一つはチョコレートのコマーシャルで、これは随分前からやっていたので、知っていたが・・。

なんと!!フォルクスワーゲンのコマーシャルで、バリバリ日本語のコマーシャルが流れている。ドイツ語の字幕スーパーつきだが・・。

これ・・笑える!!!

新婚旅行らしき若い夫婦が2週間のニューヨークから戻ってきたのを、男性側のお母さんが迎えに来ている。

はじめは
『2週間のニューヨーク旅行楽しかった?』から始まるのだが・・。
車に乗った途端に
『あら?やせちゃったんじゃない?ちょっとー。何も食べさせてもらわなかったんじゃなおのおお?』ってな具合に、車の中で息子を見ながらお母さんが言い出す。

お嫁さんは
『そんなことありませんよ~!毎日、ステーキばっかり食べていましたから』と言うが、バックミラーを覗いた、お母さん負けていない。

『あなたに任せたから、やせちゃったわよ~!骨と皮になっちゃったじゃないのお!!』と、お母さんが言う。
ここで、後ろに座っている、ドッテっと太った、態度のでかい息子が写る。

『け!骨と皮ですって~?どこが~!』と、嫁が言う。

こんなコマーシャルなんだが・・日本の嫁姑!って感じが凝縮されていて、笑える。

いやあー。このコマーシャルが出てくると、光ちゃんも大声で笑う。

『分かっているのか・・?』と思うが・・光ちゃん、
『ねえ・・骨と皮って・・何??』と言う・・。そりゃそうだよなあ・・この男の人、どう見ても骨と皮じゃないんだもんね・・。

『骨と皮ってのは・・・肉が無いって事で・・。う~ん・・』このコマーシャルの皮肉は4歳児には難しいぞ・・。

ところで・・今日、光ちゃんがトラクターのミニカーを持ってきて
『これ書いてよ~!』と言う。ママは腰痛が酷いので、横になっていたので・・
『光ちゃん、自分で書いてごらんよ!上手に書けるんじゃないかなあ?』と言ってみた。光ちゃん、渋々
『じゃあ・光ちゃんが書けなかったら、ママが書いてくれる?』と言うが
『う~ん。書いて見てからねえ~』と言った。

『ここは~・・こうでしょおお・・・』などと、ママの隣に座って絵を書き出した。

『出来た♪』そう言って見せてくれた絵は・・。何だか良く分からなかった。

『う~ん・・(良く分からないな・・)上手に書けたねえ・・ところで・・タイヤはどこ?』と聞くと、光ちゃんは説明を始めた。

なんと!!大人のママの感覚は、車を横から書くのが普通になっていたんだが・・。光ちゃんの絵は。車を真上から書いてあった!!

言われて見ればなるほど!!ここが天井で、ここがトランク(とは言わないか・・)

ママ、目からうろこが落ちた・・。
子供って、本当に柔軟な見方が出来るんだねえ。真上から書くとはねえ・・。なるほど・・・。
『ママ、病院に行っても、病気うつって来ないでね』光ちゃんは、ママがヒリガードをお見舞いに行く時に何度も言った。
『うん、うつってこないようにするから、心配しないで待っていて』ママは光ちゃんに答えた。

いつもは、どこに行く時も
『一緒に行く~!!!』と、煩いんだが、今日は全くそんなことは無かった。

『ふむふむ・・成長したのか?それとも、病院にはこの前で(光ちゃんの手術)こりたのか??』ママはそう思って出かけた。

ヒリガードはオマに聞いていたよりは、元気そうに見えた。
まあ、病気の人に向かって
『元気そうね。』も無いので、言わなかったが・・。

病室が暗いので、顔色までは良く分からないが、隣のベットの女性があまりにも血色が悪いので、ヒリガードはそうでも無さそうに見えた。しかし、今まで比較的ふっくらしていた彼女だったが・・今はすっかりスッキリしてしまったし、目の下のクマもかなり酷かったが・・。

『昨日は、手術後初めて、何の痛みも無く眠れたらしいのよ』と、行く前にオマからの電話で聞いていたので、比較的元気だったのかもしれないが。

『うわ・・もう来ちゃったのね?来る前に、髪の毛を洗っておこうと思ったのに・・』ビダとママの訪問に際して、ヒリガードは髪の毛まで洗って待っていようとしてくれたのだった。この心使いが嬉しかった。

『全く、週末はここ30人の患者を1人の看護婦さんが見ているので、時間が無いって言われちゃったのよねえ・・』と、悔しそうにヒリガードは言った。

げ!30人を1人の看護婦さんって・・どうなっているのよねえ?いくら休みが必要とはいえ・・。相変わらず、病院の週末は手薄だ。

具合が良くなった患者さんは、週末は家に戻ったりするのも、こんな事からなんだろうな・・。

すぐに帰るつもりが、やっぱり、なかなか帰れない。いろいろな思いが有るからなんだが・・。途中でフィリップや息子のダニエル、ヒリガードのお父さんも来た。

そこで、ふとしたことからヒリガードは声を出して笑った。
(このお父さん、天然ボケなのよね・・笑)
やっぱり、身内が居ると、明るく笑える話も出てくるわけだね。なんだか、ママは嬉しかった。

それでも、ヒリガードのお父さんは、悲しそうに見えた。彼はすでに80歳は超えているんだろう・・。自分自身も、歩くのが大変そうだし、1人で来ることが出来ないので、来たくてもこうやって週末にフィリップが車に乗せて来て上げないと来られない。
きっと、自分の娘が重い病気に掛かっていることはものすごく辛いことだろう。しかも、自分の妻を奪ったガンと戦っているのだから・・。

途中でヒリガードは大好きな”コーラが飲みたい”と言った。
コーラなんて、身体に良くないわけだが、そんなことはこの際関係ない。
本人が飲みたいと言うものを飲ませて、食べたいと言うものを食べさせてあげたいものね。

『美味しい』と言って、チョットだけ彼女はコーラを飲んだ。

『今日ねデザートに少し出たバニラのアイスが美味しかったのよ・・・』と、ヒリガードは言った。

『そうか!!やっぱり、買ってくれば良かった・・。』ママは最後の最後まで迷ったんだが、冷蔵庫も病室には無いので、持ってこなかった。次回は持っていってあげよう。(まあ・・病院の下のスーパーで買えるようだが・・)

孫の写真と息子の写真を大事そうに立てかけてあったので、これも写真立てを持って行ってあげればよかった!と思った・・。

そう・・次回は、写真立てと、アイスと、コーラ。
これを持っていってあげよう。趣味が変わるといけないので、来週早々に・・・。

1時間半程すると、彼女はまた痛みに顔をしかめた。そして少しのことでもイライラしているようだった、その場の誰も帰ろうとしなかったが、ママは
『そろそろ・・帰るわ。光ちゃんが待っているし・・・』と言って帰って来た。

『来てくれてありがとう。』彼女はそれだけ言った。

『またね・・』の言葉が無かったのが、何となく辛かった。

帰宅後、パパと光ちゃんは留守だったが、1時間もしないうちに戻ってきた。

『ママ?うつってこなかった?』光ちゃんは開口一番にママに言った。
『うん。大丈夫だったよ・・』ママは言った。

フィリップは1週間後に退院させたいと思っているらしい。痛みがどうなるのか?分からないが・・。少しでも家で過ごさせてあげたいんだろう。

ママと光ちゃんは3月に日本へ里帰りする。ウキウキするんだが・・その反面、なんだか、スッキリしない気分でも有る。その後、ヒリガードの元気な姿を見られるのだろうか?
時期をずらした方が良いんだろうか?でも、そうなるとママの会いたい友達がアメリカに引っ越してしまうし、ママの両親も楽しみに待っている。

人生って上手くいかない・・・。


昨日こっぴどく怒られたのが少しはこたえたのか?
今日は至って、光ちゃんおとなしく(?)していた。まあ、他の子に比べりゃ・・おとなしくは無いんだが。(笑)

お昼も進んで自分で食べた。

しかし!そう・・光ちゃん、自分で食べると食べる量が格段と減ってしまう。
もちろん、途中で
『ママ・・。もうご馳走様にする・・』と言って来た。
『そう?じゃあ、食べたものをキッチンに片付けてね』と言うと、さっさとキッチンに持っていく。

そんなわけで・・おやつも無し。

夕飯は、初めて作る”ゆで卵と、ニンジン入りのミートローフ”に挑戦した。

思ったよりも時間が掛かってしまったが、その間に付けあわせを作っていると、珍しく光ちゃんが来て。
『ママ~!!お腹がすいたよおお~!ご飯はまだ~??』と言って来た。

そりゃそうだ・・朝もスナック程度で、お昼も少なきゃ、夜にはお腹が空くよね。

『ん~♪美味しそうなにおいがするぞおおお~!』光ちゃん何度と無くオーブンを覗いている。まもなく、もう1人お腹を空かせたパパが来て、オーブンを覗き
『ん~♪美味しそうなにおいかするぞおお~!』これまた同じ事を言っている。

そして、
『しかし、不思議だなあ~・・』と、パパが言う。
『なに?』と聞くと、パパは

『今日さ、職場で”こういうのを食べたい”と思っていたんだ・・ちょっと違う料理なんだけれど・・ひき肉やパン粉、たまねぎ、卵で・・まあ、かなり近いものがあるんだけれど、僕が作ってあげたこと無いから、君はまだ知らないと思うんだけどさ・・今度作ってあげるよ』と言う。

『ふ~ん・・そうなの。不思議ねえ~』と、ママが言う。(あなた、無意識に冷蔵庫に入っていた”ひき肉”見ていたんじゃいの?それが意識の中に残っていたんじゃないの?と思ったが・・)

どうやら、我が家は、食べるものの嗜好が似て来ているようだ・・(げ・・)

夫婦も5年もしていると、こんな感じになるんだろうか?
嬉しいようなそうでもないような・・

『お宅は、なんだかんだと言いながらもそうやって喧嘩しながらも、usaさんが、我慢の続く限りそうやって続いていくんじゃないの~?』って、ふろっしゅさんにこの前言われて。

『えええーー!!(かなり不満の声)』をあげた訳だが、そうなのかしらねええ~・・・。そうなのかねえ・・。

まあ・・こんなわけで、ハイエナ2匹飼っている我が家は、500グラムの合い挽きや、2個の玉ねぎ、4個のゆで卵、3本のニンジン、4個のジャガイモ、豆一缶、トマト、イチゴ、アイス。などが・・一晩の夕飯で消えました。

寝る前に光ちゃんは
『見てよおお~~♪昨日は、ちっちゃいお腹だったのに、今日はこんな~に、大きなお腹になっちゃったよおお~♪パパと一緒だよおおお~~♪』と言って、満腹になったお腹を自慢げに見せた。

そう・・家族みんなが、美味しく食事が出来るってのは、幸せだねえ~!
光ちゃんの髪の毛が伸び放題だったので今日は、美容院へ連れて行った。

『短すぎず・・でも、さっぱり切ってください~♪』ママは美容師さんに頼んだ。

その結果、すっきり男の子らしくなった♪

が!!しか~し!!!

『光ちゃんはこんな頭嫌だ!!!!!』短くなってかっこよくなったはずが・・・光ちゃん、不機嫌この上ない。

『光ちゃんは前の頭が良かったの!!!』と言って聞かない。
『そう?でも、今のほうがすっきりして良いと思うんだけれどなああ~』ママが何度言っても、ふくれっつらのまま。

何でだろうなあ・・・?良く分からないんだけれど、前の長めの髪形が良かったらしい。
でも、きっちゃったしねええ~!ママは男の子の長髪は好きじゃないのよおお~!

どんな髪型になったらか、後でトップに写真をアップしますが・・。どうでしょうかねええ・・・・。投票でもしようかしら?あ・・でも、前の髪型だと、朝、物凄い寝癖で直らないまま幼稚園に行くことになるのよねえ・・・。

いや・・でも、不機嫌はこれで収まらなかったのだ・・。

夕飯時、
『これ先に、暖かいうちにパパと食べ初めてねえ~。ママは今、ママのを作るから』と言って、日本で言う”カツ”みたいのを揚げていた。

『いや!ママが食べさせてくれなきゃ駄目!』光ちゃんが食べられるように、カツも小さくきったし、マッシュポテトも食べられるようにスプーンも付けた。それなのに、食べない!

『ママは、油使っているし、光ちゃん、それならこぼさないで食べられるでしょ?』と言うが、頑として聞かないし、グダグダわがままを言っている。

『お前はもう4歳になっているのに!自分で食べたくないのなら、食べなくて良い!!!』パパが怒った。部屋に投げ込まれちゃった。。。

その後、泣く、叫ぶが30分続く。(うんざり・・・)
しかし、反省しているわけじゃない、何を叫んでいるか?と言うと。

『ママが食べさせてくれないから、光ちゃんが怒られた!ママは食べさせなきゃ駄目!!!』こんな事を言っている。

そして、自分で部屋から出てきて、
『ママ!言いたい事が有るんだけれど・・』と言う。
『なに?』何を言いたいのか?と思って、聞き返すと。

『ママは光ちゃんに食べさせなきゃいけない!ママがしてくれないから、パパに怒られちゃったの!ママが悪い!と言うではないか!!

おいおい!!そりゃ、お門違いだろ?

『何でよ?光ちゃんの食べやすいように切ってあげたし、すくえるようにスプーンも有るでしょ?あなた手が無いの?有るでしょ?だったら、自分で食べられるはずじゃないの?』ママが言う。ここにパパが登場。

『誰が勝手に出てきて良いって言った?それとも、自分で食べる気になったか?』と言うと、光ちゃんは
『もう部屋には入らない!!1人でも食べない!!!!』と言い放つ・・。
『ありゃりゃ・・それじゃあ・・逆戻りねえ・・』ママが思っている間にも、またしてもパパは
『自分で食べなきゃもう食べなくて良い。お腹がすいていたら自分で食べろ!そうじゃないのなら、もう部屋に戻れ』と言った。

『いやだああああ!!!!!!』光ちゃん絶叫する。

全く・・煩い奴だ・・・まあ、今日は午後かなり色々な物を食べていたし、一回くらい食べなくても大丈夫そうなので、ママはさっさと片付けた。

『ぎゃあああ!!ママは光ちゃんに食べさせなきゃいけないんだ!!!』
『・・・・。まだ言っている・・』

ここで・・ママとうとう切れた。

『あのね!ママは料理を作ってあげているんでしょ?それなのに、なぜ、頼んで食べてもらわなきゃいけないの?”しなきゃいけない”なんて事は、無いの!食べたくなければ食べなくて良いわ!』

だって・・そうでしょお?4歳にもなって、口だけ開けていれば目はテレビ見ていても良いし、手は玩具で遊んでても良いわけ?
そうじゃないでしょお?テレビも自分の番組は散々見て、その後のパパのニュースが点いているのにまでコメント挟まなくても良いわけだし・・。
大体、ママは食事中のテレビなんてのは大反対で・・でも、パパがこれはやめないのよね・・(まあ・・ママは日中でもテレビなんて無くて良いわけだけれど・・)

しかし、テレビが無くても、光ちゃんは手遊びや、自分で食べていても目は他の事を見ている。

これってさ・・やっぱり、注意力散漫だよね・・。他の時もそう思うんだけれど・・光ちゃんは誰かが話していても、お話読んでくれても、目は他を向いている。
これ・・明らかに、集中していないって事で・・パパは、小児科に相談に行くって言うんだけどさあ・・。4歳ってこんなものなのだろうか・・・?

あまりにも聞いていないんだけれど・・皆さん、どう思います・・・?何度、注意しても駄目・・。これって、やっぱり、またしてもテラピーが必要なのかなあ・・・。
ちょっと重い話になってしまうんですが・・。気分の落ち込んでいる方は読まないで下さいね。

実は、何でも疑問に思って、そのまま聞いてしまう光ちゃんには言えないことが有る。

それは、パパの弟の奥さん、つまりママにとっては義理の妹(とはいえ・・年上だが)に当たるヒリガードががんに侵されている。
先週の金曜日に2度目の手術があった。

1回目は肺を片方摘出した。その後、脳に転移が見つかって、キモテラピーを行い、癌は消えた。

しかし、背中の痛みを訴え続けていた。
この間、3ヶ月、毎週のように病院へ通っていたが、何も見つからなかった。それが、急に先週、肋骨への癌が見つかった。

2回目の今回は肋骨を3本摘出した。しかし、すでに血液の中へ癌が認められているので、今回、医者に家族は彼女の余命を告げられた。

恐らく3ヶ月、もしかすると半年、運がよければ1年。

彼女は50歳になる。早すぎる。この前、娘に子供が産まれたので、おばあちゃんになったばかりで、やりたいこともまだ沢山有るだろう。

彼女は、花を愛していて、5年前に洪水で家が駄目になってしまって、自慢の庭が壊滅したが、その後、また時間をかけて素敵な庭を再建した。

ママは彼女の作るケーキが大好きで、遊びに行く時は『ケーキは有る?』と、パパに確認してもらっていた。(笑)いつも何種類ものケーキを焼いてもてないしてくれた。

彼女は、タバコは吸わない。お酒もそんなに飲まない。唯一、コーヒーが大好きだ。料理も上手くて、生野菜のあまり好きではないママでも、彼女のサラダは好きだ。庭に菜園も作ってあって、
『取立ては美味しいのよ!』と、言っていた。

食べることが大好きだった彼女は、今は胃の痛みで全く食欲が無いらしい。何か食べなければ彼女はこのまま、衰弱してしまうのに・・。

ドイツでは癌の告知は当たり前のように本人に告げられる。

彼女は自分の余命が長くないことも聞いている。きっと、自分の愛した庭の有る家に戻りたいだろう。しかし、今のままでは帰れない。

何か食べられるものが無いのだろうか・・。今は、疼痛治療で痛みは有る程度無くせると聞いたのに、なぜ彼女は、痛みと戦わなければいけないんだろうか?
彼女にはすでにモルヒネしか利かないと聞いた。色々読んでみても、モルヒネは医者の下で使えば、安全だと聞いた。量を増やして今の痛みをとることは出来ないんだろうか?

1年前、一回目の手術後、彼女はすでに夜眠る事が出来ないと言って夜は必ず睡眠薬を飲んでいた。

”死への恐怖”だ。しかし、あの時は一応、癌は取れたと言われていた。それでも、怖くて怖くて一日中泣き、疲れているのに眠れない。フィリップにそう言っていた。

今回は、すでにもう手の施しようが無いと言われてしまった。彼女は、病院できっと心細くて仕方が無いだろう。

最近、こんな知らせばかりでママもパパも自分達がいつまで光ちゃんと一緒に居られるのだろうか?と、不安になる。

人間は死とは背中合わせに生きている。しかし、余命が分かってしまったら、前向きに暮らせるだろうか?

光ちゃんにはいつも一緒に遊んでくれる優しいおばさんのヒリガード。病気の話はしていない。
きっと、言ってはいけない質問を、夫であるフィリップにするだろうから。

一日でも長く生きて欲しい。そのためには、痛みと取って、食欲が出なければ駄目だろう。

ママも日本へ戻る前には、お見舞いに行かなきゃいけない。
でも、変わり果てた姿を皆に見せたくないと言っているようだ。今日は、オマに花束をヒリガードの好きなバラの花束を持っていってもらった。

帰って来ても会えるだろうか・・。彼女にはまだ沢山聞きたいことが有るのに・・。なんだか、無性に悲しい。
もう随分になるんだけど・・・
毎晩、思うことがある。

『光ちゃん~!歯磨きしなさ~いい!』ママが言うと、例の電動歯ブラシを持って、歯を磨き始める。これ自体は、物凄く良いことなんだけれどね・・・。

チラッと見ると、歯なんか磨いていなくて鏡見ている。
少し経っても同じ・・。顔見ている。

『何しているのよ~?歯を磨きなさいって言っているのよ!』ママは言う。
『分かったよおお~!』そういっているが、光ちゃん鏡が気になる。

『仕上げはおか~さん♪』と、痺れを切らしてママが登場。

光ちゃんから歯磨きを取り上げて、仕上げ磨きに入るが。

『ちょっと!!顔をママの方に向けてくれない?』と、何度光ちゃんに言うか・・。

そう!光ちゃんは、磨いてくれるママの方を見ずに、鏡に映った自分の顔だけ見ている、見るとたまに、顔をしかめてみたり、お澄まししてみたりしている!(怒)

『こらああ~!顔をママの方に向けろって言っているのよ!(怒)』こっちを向かないもんだから、奥歯も何も適当にしか磨けない。
『このままじゃ、虫歯になるわよ!』ママが言っても、光ちゃん、今度は顔をこっちに向けて、だけ鏡を見ている。

こら~!!!お前はナルシストか!!!!!

毎晩、そんな戦いが繰り広げられています・・・。(涙)
2005.02.08 スケート♪
今日は、月曜日。またスケートのある日だ。

『今日はさあ~。ペンギン無しで滑ってみるんだ~』パパも一緒に行くので、光ちゃん良いところを見せようとやる気満々!

到着して、少しの間、有言実行!光ちゃん、ペンギン無しで1人で歩いて(滑って?)居たが、コーチのおじさんがやっぱり、危なっかしいので、ペンギン持ってきてくれた。

光ちゃん、かなり残念な顔をしていた。

光ちゃんを入れてペンギン押している子供は4人。みんな光ちゃんよりは小さそうだけれえど・・・なんせ、光ちゃんは大きく見えるので・・定かではない。

その中では、暴走している。
『ぶーん!ぶーーーーん!』と、モーターの音まで発してね・・(うるさい!っての・・)

きっと、ちょっとしたキッカケで滑れるようになるんだろうねえ・・・。実は、結構、慎重派な光ちゃんは、自分で”これで大丈夫!”と言う確信が持てないとやらない(トイレトレもそうだったように)。

それでも、ペンギン組の1人が抜け、もう1人は転んだことで泣きだして拒否!残り2人になっちゃって・・もう1人の女の子も勝手にどこかに行っちゃうので、コーチのオジサンが
『追っかけてごらん~!』と、ペンギンを引っ張ってすべるのを、光ちゃんが追いかける。
勿論、きれいにカーブを描いてすべることなんて出来ないが、あっちにこっちに転ばないでペンギンを追いかける。

これ、なかなか楽しかったらしい。
ゆっくりだが、何もつかまらなくても滑れるようになってきた。”ブラボー!”

規定の時間よりも5分早く、光ちゃんはリンクから上がってきたが、コーチのおじさんが
『みっちり滑ったから、もう疲れているよ!ママ。充分がんばったよ』と言った。

あはは・・。私、教育ママですかい??

本当に、今日の光ちゃんはがんばった。

ところで・・・光ちゃん、またまた咳が酷くなってきちゃった。熱も無く、耳の痛みも無いようで、これはやっぱり、この前の手術のお陰だと思うんだが・・
咳がねえ・・酷くて何度も起きちゃったんだよねえ・・(涙)

まあ・・パパも帰って来たし、ファッシングも終わったし・・スケートも行ったし。ここいらで、少し休養も良いと思うんだが・・ママもこの風邪をもらってしまったようだ。

いやあ・・参ったねえ・・。今日、快晴!-5度。
2005.02.07 パレード。
今日は、パパの友達の住んでいる所で、ファッシングのパレードが有った。
光ちゃんもママも始めて見に行ったわけだが・・。

子供にはお菓子が降ってくると言うので、ワクワクして待っていた。

結果は・・小さな町だし、思ったほどでもなかったが、少しだけ(と言っても、ビニール袋一杯有ったが)お菓子を集めた。

しかしねええ~・・お酒ばっかり振舞われるのはどういうことだよ???

みんなシュナップスのビンを積んでいて、乗っている方も見ているほうも”酔っ払い”ばっかりだ!見ているほうはプラスティックのコップを持って、パレードの車に駆けつけると、中の人がそこにシュナップスやビールを入れてくれる。

『なんだかなああ~・・』ママが不満の声を上げると、パパは
『バイエルン(この地方)はこんなもんなんだよ!ファッシングは子供のお菓子よりも”アルコール”を振舞う方が多いんだよおお』と言う。

全く・・・バイエルンってのは・・何でもドイツの中で特殊なんだから・・・。

それに、光ちゃんの隣で見ているおばちゃんが、大きなお菓子はさっさと取ってしまう。

初めての体験の光ちゃんは、ノロノロしているので、拾えないし、もらえない。

『ふぇーん・・・』光ちゃんとうとう泣き出しちゃった。

『んもおお!ノロノロしてちゃ駄目よおお』ママは言ったが、
『隣のおばちゃん!これは、子供の為に投げてくれるんじゃないの??あなたの1年分のオヤツをくれているわけじゃないんだよ!』チョット、ママは内心、ムカついた!(怒)

こうなったら負けていられないじゃない?ママが出動!!

『ぎゃはは!チョコレート1袋ゲット!ほれ!光ちゃん♪』これでママの仕事は終わった。なんせ・・ただでも大したものを投げてくれるわけでも無いからねえ・・・。これは大収穫であった。

その後、近くのレストランで”キンダーファッシング”と言う、子供のための催し物があると言うので、そこに移動。
すでに、パパの友達が良い場所のテーブルを陣取ってあった。

ここでも・・『どこが?子供のためのファッシングなんだか??』と言った感じだったが・・まあ、それなりに楽しんだ。

まあねえ~・・こんなもんでしょ・・・。写真はまたそのうち縮小してUPします。

ところで・・手術後、順調だった光ちゃんも、この前、呼ばれてお隣に遊びに行ったときにデニスが物凄く酷い咳をしていた。と思ったら・・光ちゃん、またまた咳が酷くなってしまった。(涙)
もう・・・聞くとデニスは前の3日間風邪が酷くて抗生物質飲んでいたって言うじゃん・・。病み上がり?いや?病み中じゃないのおお・・・。そういうときに、呼ばないで欲しいわあ・・・(涙)

まんまとうつってしまったって訳か・・。

今日、久しぶりに
『耳が痛い・・・』と言い出した。
ぎょ・・・。またお医者さん・・・・?

今夜も咳き込んでいるみたいだ・・。困ったなあ・・。まあ、ファッシングも終わったし、日本へ戻る前に何とか治さないとねえ・・。
光ちゃんのお絵かき嫌いは何度もここに書いて、悩んでいるわけだが・・・

今日、光ちゃんは
『ねえ・・このクレヨン書けないんだよ・・』と、白のクレヨンを持ってママの所にやってきた。

『白い紙に白いクレヨンじゃかけないわよ・・他の色で書けば?』と言うが、いつもの気難しい顔になって、ちょっとイライラしている。

『これじゃなきゃ駄目なんだよお・・ブツブツ・・・』どうしても白いクレヨンで何かを書きたいらしいので、
『じゃあ、色画用紙あげるわ』と言って、工作で使って余った色画用紙を出してあげた。

『緑が良い』光ちゃんが言うので、余っている色画用紙をあげた。

『ええっと・・・』とか言いながら、居間に戻って行って、少しするとママの所に来た。

『ここにさ~。POLIZEIって書いているんだけれど・・Zを書いてくれない?』と言う。

『ん?』ママが見ると、さっきあげた緑の紙に、なるほど
”POLI”と書いてある。

『おや!すごいじゃないの!Zはねえ・・こうやって書くんだよ』と、書いてあげると満足そうに
『あ!そっか!ありがと』と言って戻っていった。

『次はさあ・・FEUREWEHR(消防署)って書くからさ・・赤い紙ある?』と聞く。
『赤い紙ねえ~。無いからオレンジで良い?』と言って、これまた余った紙をあげた。

『これは難しいなあ・・』と言いながら、消防自動車に書いてある字を真似る。

なるほどねえ~!”絵”を書く前に”字”に興味が出てきたのか・・・。

そういえば・・この子って”ハイハイ”するまえに”立つ”事に興味が有って、”ハイハイ”しないでお尻持ち上げて立つ練習ばっかりしていたっけ・・・。

子供ってみんな同じじゃ無いのよねえ~・・。興味の対象が違うんだから仕方が無い・・。

だからと言って、きっと『じゃA,B,Cを教えよう』と思っても駄目なのよね・・自分の興味が有るか?無いか?だからねえ・・
このまま、ちょっと見ていよう。どうなるのか?


そういえば・・・昨日、幼稚園に迎えに行った時の話。
カロちゃんのママと話していたら。

『フリーマーケットのために、ケーキ焼いてくれないかしら?』と、1人のママが言った。
『え!?やらないわ・・』カロちゃんママが言うと、相手のママが
『何で?ケーキが焼けないの?』と言った。

なんだかねえ~・・。これってさああ、あくまでもボランティアじゃないの?見ると貼ってあるリストには10人足らずの名前しか書き込んでいないし・・。
しかも、クラスのところみたら、もう一個のグループは殆ど焼いてこないんじゃん。。

『別に焼いて欲しいんだけれど・・』と、言われれば
『良いですよ』と言うけれど・・

『あなたケーキが焼けないの?』と言われると、何だかカチンと来るよなあ・・・。

ここはまた、”日本人の心意気”を見せて作るとするか!(どうしても、意地を張る”日本人代表”爆!!)

ビックリするくらい美味しいケーキを焼いてやろうじゃないの!!!(怒)
でもさ・・あくまでも”無料提供”なのよね・・。向こうは売るわけだけどさ・・。

ドイツの幼稚園は大変だ・・。
今日は楽しみにしていたファッシングのパーティの最終日。
朝から、光ちゃん”うさちゃん”でウキウキと出かけた。

『ぎゃはは!光ちゃんは”ねこだあ!あ!違う、うさぎだあ~~!”目ざとく1人の男の子が言った。』彼は、騎士だった。
女の子は圧倒的に”プリンセス”だ。
部屋の中を覗くと
『げげ!!!』警察官がゴッソリ!!テーブルと囲んで4人すべて”警察官”でボードゲームをしている・・・。

『これじゃあ・・まるで、どこかの警察署に有りそうだな・・・(苦笑)』と、ママが思っている間に、光ちゃんは意気揚々と入っていった・・・途端・・・

『ぎゃあああ~~はははあ!!!見てよおお~!イースターのウサギが居るよおおお~!!!』1人の女の子が大声で笑い始めた。

『やっぱりなあ・・』子供って残酷ね・・取り囲んで笑っている。
でも、その辺に居たママたちは
『あらまあ~♪可愛い~』と言ってくれた。

『大丈夫かなあ・・・いじめられちゃうかなあ・・』ママは思ったが・・そのまま、その場を去った。

迎えに行ったとき、光ちゃんはもあれほど気に入っていた”うさちゃんのお耳”を外していた。

『きゃあははは!光ちゃん、ウサギだって~!変なの~!』1人の女の子は言った。

『みんなが笑ったんだ・・』光ちゃんは言う。

『なんで?ママは光ちゃんの”うさちゃん”が一番可愛かったと思うわよ!警察官なんて沢山居たじゃないの!つまんないよ。光ちゃんは一番可愛かったわ~。ママは好きだわ』と言ったが、光ちゃんは寂しそうにしていた。

『なんだよ!好きな衣装で良いんでしょ?(怒)』ママは思ったが・・まあ・・いっか。

帰って見ると、待望のパパが戻っていた。

『パパだああ~~♪』ここで光ちゃんの気分は一転した。

いやはや・・・。疲れたけれど・・終わってよかったわあ。
今日はいよいよ”石器時代”になった。

『みんなどんな格好してくるのかねええ~?』幼稚園に送っていく車の中で、光ちゃんはウキウキ!

幼稚園に到着すると、
『おや?閉まっているのかな?』ドアの中に、灰色の布が張り巡らされていて見えない。

『あっちに回るのよ』一人の女性が教えてくれたので、
『あ・・そうですか・・』と、裏に回ろうとすると、中から他のママが手招きしている。
『なんだ・・やっぱり、ここから入るのか・・』そう思って、ドアを開けて入ると・・。

中は、”石器時代”に逆戻りしている!!

先生が
『そこをくぐって、ここをまたいで~!ほら!この飛び石(フリスビーが置いてあった・・)を、一個ずつ飛び越えて、今度はこの橋を渡って(平均台じゃん。。)あ!ママもするのよ!!』と言う・・

『これはおもしろ~いい♪』光ちゃんは、椅子を這ってくぐって、次の椅子をまたいで・・・飛び石に乗り移り・・シーソーみたいにがったん!ってなる平均台をわたる。

無事終えた光ちゃんは、鼻の頭に”黒い顔用のクレヨン”で印を描いてもらっている。

『さあ!次はママの順番ですよおお~!』と、先生が言う。

『おいおい・・私もかよ・・・』そう思って躊躇していたが、先生に促されて仕方なくする・・・。(涙)

『ママも上手に出来ましたねええ~♪』と、お褒めの言葉を頂いて・・ママもまた鼻の上に”終了の印”の黒いクレヨンが付く・・

『ああ・・これだったのか・・』このとき、ママは思った、だって・・送ってきたときに、他のママも鼻の上が黒いので
『ありゃりゃ・・ママまでメイクアップしてきたのか・・』と思ったのだが・・・そうじゃなくて・・”無理やりメイクアップされた”のだった・・。

すでに到着している子供達を見ると・・

おおお!!すごい!すごすぎるぞ!!!

ご存知の通り、ママもかなりの気合を入れて作った訳だが、やっぱり上には上が居るわけで・・・

『この骨は・・どこで手に入れたんだ!!』と思うような1メーターもありそうな”骨”や”こん棒”。

『もはやこれは・・プロの仕事だな・・』と思わせる、毛皮を貼り付けたような衣装。

『あれ?あなたはヒョウでは・・?』と、思って女の子を見たら、カラフルなスプレーで髪の毛を”まるでカツラ”のようにすっかり”ヒョウ”になっている子。

すごいねええ~!!みんなすごいよ!朝からこれ用意してきたわけでしょ・・!!!

脱帽です!!!やっぱり、慣れってのはすごいものを生み出すわ・・・。

帰りに迎えに行ったときは、すでに光ちゃん”野生化”していた・・・。(爆)

たまたま、一緒の時間に迎えに来たカロちゃんと2人で”野生に戻っていた”(爆)

今日はかなり楽しかったらしい。良かった・・まあ、何とか”原始人”にもなれたし。浮いては居なかったようだ。
がんばった甲斐が有ったってもんだな・・。

明日はいよいよ最終日・・”うさちゃん”だ・・他のママのラストスパート!どうなるのか?楽しみだわ。
光ちゃんの幼稚園は今日から3日間、待ちに待ったファッシングのパーティだ。

その第1日目!その名も”シュラーフムッツェンターク”!
要するにパジャマパーティだな・・。

みんな子供達も先生も今日は”パジャマ”や”ネグリジェ”で幼稚園に行く。(爆)

しかし、まさか、この寒いのに、起きたままパジャマで行かせることも出来るはずが無いので、一応、パジャマからパジャマに着替えさせて登園。

到着すると、先生が早速
『おはよおお~!あ・・今日はおやすみ~だわねえ~!』と、言いながらネグリジェで出てきた。(笑)

『きゃあーー!ははは。ママ~!先生もパジャマだよおお』と、大声で笑い出す。そして、ジャケットも脱がずに、教室を覗き。

『ぎゃあ~~。ははは!!みんなパジャマだよおおお~!ひゃあ~ははは!おかしい~~!!』と笑う。

『あのお・・そういうあなたも・・パジャマなんですが・・』と、ママが言いたかったが・・光ちゃん続けて

『ひゃ~~はっはっは!!恥ずかしいねええ~~』と言う。

『あのお・・・そういうあなたも一緒なんだっての・・』

この馬鹿笑いを、押さえつけてジャケットを脱がせて、寒いと困るので、日本で買ってきた”チョッキ”を着せた。

『じゃあねええ~!』と言って部屋に何とか押し込んだが、見ると、ガードローべに”バスローブ”が掛けてある子も居る・・
『おいおい・・この寒いのに・・パジャマでバスローブで来たんかい・・・?』チョット驚いていると、続々と、子供達が登園してきた。

見るとどの子も顔には”絵”が書いてあるじゃん!!

『ぎょ・・・。』
『かわいいわねえ~!』ママが言うと、子供はみんな満足そうにうなずく。
その後ろで、
『私の髪の毛見てよ・・・ボロボロよ・・・』と、1人のいつもフレンドリーなママは言った。

そう・・朝から、こんなにきれいに仮装させていたら・・時間が掛かるだろうなあ・・

しかし・・どうも気合の入れようがママよりもずっと上手のようだ・・・。いかん!いかん・・。

そう思って、帰ってきてすぐに、”うさちゃんのリボン”と、”ニンジン”を作った。

所詮、そんな習慣の無い日本人の私には、太刀打ちできないが・・ここは一丁、日本人の心意気を見せねば!!(って・・1人で日本人を背負って立たなくても良いんだが)

残りの2日間・・どうなるのか?楽しみだ・・。(って・・敗北宣言は目に見えているが・・・)
ここのところ、ずっと雪が降っているんだけれど、雪がサラサラすぎて”雪だるま”が出来なかった。

幼稚園に送りに行って戻ってみると、外の駐車場は止めていないので、かなり雪が積もってしまっていて、深みにはまってタイヤが空回りして、抜け出せないところだった!(汗)

何とか抜け出して、買い物の荷物を降ろして、雪を触って見たところ、
『お!この硬さなら雪だるま出来そう♪』と、言う結論に達した。(1人でかがみこんでいる私って・・変だった・・)

今日は晴天になっているので、気温が上がって来ている朝の気温が2度もある。

『こりゃ・・雪が溶けそうだな・・』そう思ったので、光ちゃんに
『早くお昼を食べちゃわないと、雪が溶けてくるよ!』と言うが、光ちゃんは相変わらずダラダラ食べている。
『ほらあ!早く食べないと、”雪だるま”作れないよ!』と言った途端、
『え!?雪だるま作るの?ママも一緒に?光ちゃんと?』急に顔中に笑顔が広がった。

何でも幼稚園では、他の子が一緒に作っては駄目だと言うらしく、
『光ちゃんさあ・・雪だるまは”ママと作る考え”にしたんだ~!』と言う(良く分からない日本語だが・・。)”考え”にしたいたらしい。

『そうよお!早くしないと、雪が溶けちゃうよおお』と、ママは言った。
『早く食べなきゃ!!!』光ちゃん、俄然張り切って食べる。

2人でまずは、庭の外の駐車場のスペースに出て、小さな雪の塊を転がし始める。

『そうだああ!!これしなきゃああ!!』光ちゃん何を思ったのか・・・。

『バフッ!!!』足跡の無い一面の雪の上に”ダイビング”して、自分の”ヒトガタ”を作る・・・(苦笑)

そういえば、去年、さんざん、庭で”ダイビング”したっけ・・あはは・・ママもやったんだった・・・。

『げ・・ドロドロじゃん・・』ママは転がりまわる光ちゃんを見て思った。今日はすでに幼稚園から戻って、ドロドロのスノースーツを、洗ったのに・・・(涙)

しかし、何とか、3段の雪だるまを作った。

『ああ・・これ、溶けちゃうから、日陰に置こうねえ』と言って、日陰に作ったが・・・3時間後にはやっぱり、頭が傾き・・夜には上の2段は墜落してしまった・・・。(涙)

今日は日向の温度計は10度近かったもんな・・。

その後も、雪の庭や駐車場の雪を、踏みしめる目的のために、サッカーや”そり”もした・・。
(あ・・目的がばれてしまった・・・笑)

腰痛が・・悪くならなきゃ良いけど・・・。ってどうせ治っていないので、どうでも良いか・・。(そう!まだ痛いのですよ・・)

とにかく、気になっていた”雪だるま”も”そり”もしてあげられて良かったわあ~・・。これで、寝込んでも悔いは無いわああ。
(やっぱり、してあげないとかわいそうだもんねえ・・)

明日はいよいよ、幼稚園のファッシングの始まりだああ~。寝坊しないようにしなきゃいけないのに、目覚まし時計が壊れた!
ドイツに来た当初に10マルク(4ユーロくらいかな)で、買った安物だから、何度も壊れかけてはいたんだけど、とうとう、壊れた。
やってみたら、時間にセットすれば鳴るようだが・・止まらない事が分かった・・(涙)

思い出の品でもないんだけれど・・・かなり落ちても壊れなかったし、ちょうど大きさも良かったんだよなあ。残念だが、そろそろ買い換えなきゃいけないらしい・・。
明日、買いに行くかなあ・・・。はあ・・また出費だ・・。
今日は待ちに待ったスケートのファッシング。

午後急いで行くまでに、尻尾もママのセーターに縫い付けたし、白い手袋も買ったし、カロちゃんママからレッグウォーマーも借りたし・・。
顔にもピンクの鼻と髭も書いた。

『耳をどうやってヘルメットに取り付けるか?』この大問題も、光ちゃんのお気に入り(?)のサンタの帽子にテープでくっつけて、ヘルメットに被らせれば落ちないと判明。

全て準備万端!のはずだった・・・そう・・スケートリンクに到着するまではね・・・。

『が~~ん!!!』ママはわざわざ、
『帰りにスケート靴を入れちゃうと白いセーターが汚れちゃうからねええ~。紙袋に入れておこう』そう余計なことを考えたがために・・・

尻尾付きのセーターも、真っ白な手袋も忘れてきちゃった!!!!!!!!!

『光ちゃん、ごめん・・ママ尻尾忘れてきちゃったよ・・』ママが言うと、光ちゃん一気に顔が曇り。
『じゃ・・取りに戻れば良いじゃん・・』と言う。
『だって、戻ったら、スケート始まっちゃうよ・・ごめんね。お耳が有るからそれだけにしてよ・・・』ママだってショックだけれど・・光ちゃんは、
『じゃあ・・今日は止める・・』と言う。それじゃしょうがないので・・(風邪もひいていたしね・・)

『そっか、じゃ帰ろう・・』ママが本気で言った途端。光ちゃんは
『帰らない・・じゃ・・しょうがないから、”うさちゃん”幼稚園のファッシングの時にするよ・・』と言った。
『本当?ごめんね。でも・・警察官じゃないの・・?』と、ママが言うと、光ちゃんは
『POLIZEIは止めるよおお。うさちゃんにする♪』そう言った。
まあねえ~。幼稚園なら寒くないから光ちゃんの”キュートなうさちゃん”になれるけれど・・・大丈夫か??後々、仲間はずれやいじめのネタにされない???大丈夫???

ママは思うが、当の光ちゃんは
『良いんだよ~。光ちゃんは”うさちゃん”になりたいんだからねええ~♪』と言う・・
『可愛いねえ。この年頃って。』と、つくづくママは思った。本当に生意気だし、危険なこともするけれど、一番可愛い年齢じゃないかと思う。

そんなわけで・・光ちゃんはヘルメットの耳だけうさちゃんで、スケートを楽しんだ。

ごめんよおお~・・光ちゃん・・・ママ張り切りすぎたわねええ~・・

で??幼稚園のファッシングには・・どうするかねええ?
ロジャーラビットあたりにしたくなってきたのだが・・なんせミシンが無いのよねええ・・・

ごめんよ・・んじゃ・・また”キュートなうさちゃん”路線で行くか・・・。でも、子供って残酷だからなあ・・バカにされないと良いんだけれどなあ・・。

ママ・・かなり心配でもあるが・・・横を見ると、
『ふんふん♪うさちゃんは”にんじん”が好きだからねえ~♪』と、鼻歌を歌って、生のニンジンをかじっている光ちゃんが居る。

”うさちゃん”にしてやりたいが・・どうなるか?乞うご期待!!!