この本。日本に居たときに電車の前に座った親子ずれが持っていたもので(正確には持っていたのは英語版だったけど)・・・。
通りを隔てて光ちゃん目が釘付けになりました。

彼らは大きなスーツケースを沢山持っていて、いかにも駐在からの一時帰国って感じだったんですけど。なんとも大きなこの本を大事そうに抱える坊やが物凄く印象に残っていて。

その後・・私たちが日本から戻す数週間前に本屋でこの日本語版を見つけ。

あ~~。この本ねえ~~。って思って値段見てビックリ!!!

高い!!!

しかし・・・クリスマスも近くなり・・・変なものは買うのはいやだし・・・と思い出したのはこの本。

日本から取り寄せるには無理。ドイツ語版なんて無いだろうなあ~~~~・・・

と思って探したら・・・

ありましたあ~~~~。

22ユーロ。こちらもやや本にしては高いですが・・・ドイツ語版を注文しました。

この本。男の子をお持ちのお母さん。お勧めです。

本屋さんで見かけたら是非手にとって見てみてください~~~。
しかけ本って大人でも楽しいですよねえ~~。
上の写真、クリックして実物を見てみてくださいね。この方のシリーズも色々有るようですし。

って・・・私、決して回しものじゃ有りませんから・・・

昨日の日記に『光ちゃんは楽しく学校に通っています』と書いたばかりなのに・・

今日の寝る前の最後の最後に光ちゃんはポツリと言った

『あのね・・今日、エーチェ(女の子)のお父さんが朝来ていてね、光ちゃん先生に呼ばれたの』と話し出した。

内容は・・

前日、光ちゃんがエーチェの頭を叩いたので、光ちゃんに謝って欲しいと言う事だった・・。

光ちゃんは

確かにみんなで逃げ回って遊んだけれど、頭を叩いた覚えはないという。先生にもそう話したそうなんだけど、なんせ大人が2人で

『叩いたんだから謝れ』と言われれば、

『叩いた覚えはないけれど・・・全然覚えていないけれど・・・そこまで言うのなら・・やったのかもしれない。。。。』になるわけで、それでも

『やっていないとおもうんだけど・・・』というと先生は

『やったんでしょ?謝りなさい!』と言ったんだそうだ。

そこで光ちゃんあくまでもやった覚えのないまま・・

謝ったらしい。

そして、その父親は帰っていったそうなんだけれど・・・

おかしくない?

叩かれたと言う本人はその場に居なくて、なぜに?その場に居なかった先生と父親が光ちゃんに謝罪させるわけ?

こういう場面の話を聞くと。なんだか

公開処刑みたいな感じがする。

光ちゃん、悔しくて話しながら泣いた・・・

 

・・・・・・・・・

 

許せないわ。やっぱり。

そもそも、なぜ?その子はその場で言わずに家に帰って父親に話したのか??このシチュエーションが分からない。たとえば怪我したとか、泣いたとかそういうことが有ったのなら分かりやすい。

しかし、その場ではそんなことが何も無かったので、光ちゃんの記憶には何も残っていない。

遊びの途中で起こった事ならそれは遊びじゃないの?って言うか・・・

光ちゃんは今まで”女の子を叩く”なんて事は一度もしたことは無い。しかも、頭を前から叩くってのは????

考えられないんだよなあ・・・・

 

とにかく・・・また先生と話をしなきゃいけないらしいわ・・・納得いかないもの。こんな、大人二人で7歳児のつるし上げをやっていいのか??

 

納得行く話をしてもらおうじゃないの!

学校の始まった9月は本当に
『この子大丈夫だろうか・・・?クラスを変えてもらった方が良いんじゃないだろうか?』って本気で悩んだんですよね。

席も1人で座らされて・・1人で食べたりグループ研究でも女の子2人男の子1人にされたり。

本気で先生に殺意を持ちましたから!

しかし、ここのところ学校に送って行った瞬間に、

『おはよ~~~それでさ~~~。』と、いきなり友達が寄ってきていつの話の続きなのか???それでさ~~。と始まる会話でママへの

『じゃあねえ~~』に続き

永遠に続くんじゃないかと思われる

『ばいば~~~~いい』と言いながら数歩歩いては振り返る光ちゃんの姿はすっかり無くなりました。

お昼も今では1人でなく・・

なんと!!椅子とお弁当箱を抱えて友達同士で大移動を繰り返し。5人。ときには6人で大騒ぎして食べるようで・・・

なんと・・またしても先生に

『こら!明日もここまで煩かったらもうここでは食べさせません!!!!』と怒鳴られたらしいわ・・・

しかし、それでも、学校は楽しい方が良い。

光ちゃん騒ぎは程ほどに・・・

楽しめよ~~~~

いよいよ今日はみんなが楽しみに待っていた光ちゃんのお誕生日会。

サッカーの練習に集まってきた子供達も

『今日は誕生日会だああ~~~』と、そわそわ。それもそのはず、この辺では一軒しかない室内遊技場だものね。

サッカーの練習後そのまま直行。子供達はもう入りたくてそわそわ。それを止めるママたちの大変な事・・

結局、兄弟なんかまで来ちゃった子も居て・・(まあこれは親が自腹で払います!と言ったけど・・それもなんだかねえ・・・)

子供は全部で16人。大人は5人。

もう全然収拾つきません。

でも、お腹が空いたり喉が渇くと戻ってくるので

『ああ~~。まだみんないるのね~~』と分かるわけで・・・

2時半から6時まで3時間半。来るのも帰るのもバラバラ。

その度に子供達を探し出すのが一苦労で・・・最後の一人を送り出して。

はあ~~~~~~

疲れたわあ・・・・支払った金額は・・・およそ270ユーロ。

ちょっと・・・予算を大幅に上回ったわ・・・

でも、光ちゃんと友達がみんな楽しかったんだから

良かったよね

誕生日が一年に一回でよかったわ。

今日は休み明けでたんまり宿題が有った光ちゃん。ひとつ歯車が狂うとどうも狂いっぱなしになって上手く行かないねえ・・・

学校の帰りの学童で宿題が途中のまま、先生が子供達をちょっと遊ばせていた所に、セラピーの予約があったので迎えに行った・・ここからいけなかったようだわ。

3時に家に戻ってここから宿題を始めたんだけど。もう集中力のかけらも無いから進まない。家だといろいろ気になって仕方が無いわけよね。

気が付くと5時・・・しかも、4個も有る宿題の1個も終わっていない。途中で何度も

『ママ~~~』と呼ぶ。数回行ったが鉛筆を削ってくれだの、一文字書いてはこれはどう?だの・・全然進んでいないので、

『終わってから呼びなさい!』と、言ったんだけど。相変わらず数分おきに呼ぶ。

途中でパパがあきれて休憩を入れさせた。ここで残っていたチョコ2かけらと学校に持っていってもって帰ってきたパンを食べてテレビ見て笑ってる・・・

『もう休憩は良いんじゃないか?』とのんびりくつろいでいる光ちゃんにパパが言う。

『・・・・・・』光ちゃん渋々自分の部屋に戻って宿題に取り掛かるが・・またしても同じ。

6時になっても全然終わらない・・・6時半・・パパが

『お腹すいたから夕飯にしよう』という。光ちゃんはどうで今さっき食べたし、熱いのは食べられないし・・などと話していたら・・こういうのは聞いている

『ねえ~~、いつになったら夕飯になる~~~?』と・・

『あなたは終わってから!』と言ってパパとママは食べ始めたら・・・

『お腹がすいた~~~』と叫びだした。そんなはず無いだろうが・・・今食べただろう。と思って放置。そうしたら・・うるさいうるさい。

あまりうるさいので居間のドアを閉めたら。

ドタッ!!!!!!!!

なにやら家の中で行き倒れの人が出たようだ・・・

『お腹が空いた~~~~~』叫んでるよ・・・行き倒れが・・・・これまた放って置いたら・・

お腹が空いた。。。。

お腹が空いた・・・

お腹が空いた~~~~~

お腹がすいたああああああああ

うるさすぎる・・・・

イライラして食べた気にもならない!それを見ながらパパは平気な顔して

『おかわりする?』と聞く。

『こんなに叫んでいるんじゃ食べた気にならないんだよ』と言うと。

『こんなの気にする事は無い、8時になってこのままなら宿題もしないで明日学校に行かせればいいし、今日は夕飯も無し』と、いたってクール。

ったく。・・・他人事だな。その間も我が家の行き倒れは・・叫んでいる。

『うるさい!そんなことしていても宿題は終わらないし宿題が終わらなければ食べられないんだから!早く自分の部屋に行って宿題を終わらせなさい!』と言うと。この行き倒れなんと!!!

ずる・・・ずる・・ずる~~~~と・・・

あまりの空腹に歩けないので這っていった・・・・・・・・・・・

怒っているんだが・・・あまりの演技に

『ぷぷっぷ・・・・』後ろを向いて笑ってしまったわ・・・・

結局、仕方が無いのでクラッカーをこっそり2枚持って行ってやって宿題を終わらせるのを付き合って夕飯を食べさせたんだけど。

こいつ・・・俳優養成所にでも入れようか・・・・

この行動がどこから出たのか?考えたんだけど。実は今日のニュースで5歳の女の子に親が食事や飲み物を与えずに、役所が2週間前に見に行っても保護できずに餓死で亡くなったというニュースをやっていて、我が家は夫婦で怒っていたのだったわ。

『自分達は食べるのになぜ?子供には食事をやらないんだ?餓死するまで放置するとは考えられないし、この役所も近所からの通報で駆けつけたのにこの子を保護できなかった。本当にただの仕事をすればいいと言う彼らの態度も許せない』などと話していたのを聞いていたんだわねえ・・・

しかし・・・一言教えておこう

君みたいに丸々して餓死はしませんから!宿題をさっさと終えなさい!

そうじゃないと・・・ママの脳の毛細血管が怒りで切れますから・・・

 

今日はバイエルンでは祝日じゃないんだけど。学校はなぜか?休み。どうやらプロテスタントの贖罪祈祷の日らしいです。(バイエルンはカトリックだもんねえ・・)

しかし、今日は光ちゃん大好きな学童もお休みして(行っても良かったんだけど、レゴやりたかったようだし・・・)朝からウキウキレゴの組み立て。

この前貰ったのはほぼ出来上がっていたのでフィリップに貰ったお祝いのお金で新しいレゴを買いに行ったよ。

勿論、このマースシリーズ。欲しいのがどこにっても売っていなくて・・仕方が無いので別のを買ってきたんだけど。

思う存分レゴ三昧。夜には買ってきた新しいのも出来上がってしまった・・

光ちゃんの学校

お誕生日の子は宿題は無し!

です。2年生からは翌日にやらなきゃいけないそうで・・・どっちがいいのか・・・?目先の欲に駆られて・・と、思うんだけど。

1年生は特別に翌日に取り戻さなくて良いそうで。光ちゃん、今日はお誕生日の御菓子を持って学校に行ったので、宿題は免除

学校から戻って思う存分レゴ

レゴ。

レゴ。

2時間居るのかいないのか?分からないほど静かに自分の部屋でレゴを組み立てていました。

まさに今日出来上がってしまう勢い。

しかし・・・それじゃあつまらないでしょ・・・すぐに出来ちゃったら。

途中でポンプを押して宇宙人を動かしてみたりしながら(意味不明・・・)、楽しそうに作っていてたびたび。

『ママ~~~』と呼び途中経過を見せてくれて。その度に自分で

『光ちゃんってすご~~いい』って・自画自賛していました・・・

寝る前に光ちゃん

『ねえ・・ママ?1年生のうちにもう誕生日は来ない?』と聞くので

『そりゃそうよ・・・誕生日は1年に一回なんだから(それ以上有ったら困るわ・・)』といったら。

『なんだ・・・宿題の無い日はもう終わりか・・・

だって・・・

 

 

今日は光ちゃんの7回目のお誕生日でした。光ちゃん、この日が来るのを物凄く楽しみにしていたよ。

だって、何と言ってもプレゼントがずっと欲しかったレゴなんだもんね。そして、朝には日本のオパとばあばからのプレゼント。新しいゴールキーパーの手袋も貰って大喜び。

しかし。。。今日のサッカーの試合。

朝の9時から夕方の4時まで試合やったのに・・・・

キーパーで出してもらえないどころか・・・試合にも全部合計しても10分も出られなかった・・・ちょっとかわいそうだったわ・・・

さすがの光ちゃんもしょんぼり・・ただの交代要員だったのね・・ついでに、選手が疲れたらチョットだけ休ませるためのね。

そんなわけで、もう途中で帰りたくなっちゃった光ちゃん。

だって。。レゴが待っているんだもんね。

それでも、帰るわけに行かないので最後まで待って。チームは9チーム中2位。堂々の銀メダル。

試合後ロッカールームでチームメイトのお母さんが

『今日は、光ちゃんのお誕生日だから、みんなで歌を歌ってお祝いしてあげようね』とお誕生日おめでとうの歌を歌ってもらいました。

大急ぎで家に戻って、プレゼントのレゴを作り出したのは言うまでも無く・・・こんな事なら今日は試合には行かないで家でお祝いしてあげればよかったね。

光ちゃん、7歳のお誕生日おめでとうね。

学校に行きだしてから(決してオヤツと言えない)軽食を持っていっている光ちゃんの話は前も書いたんだけど。

今まで数回

『今日はね~。おなかが痛いって言ったJuliaちゃんにリンゴをあげたんだ』とか、

『アレックスが2回目の休憩には食べるものが何も無くなったので、光ちゃんのサンドイッチをちょっと分けてあげたんだ』とか。言っていて。

『え?なんで?』と言う場面が数回あった。

Juliaの件は先生が『Juliaはおなかが痛いので誰かリンゴを持っていたらあげてくれな~~いい?リンゴはお腹に良いから』と言ったのであげたらしい。

そして、今日は

『エネに2個のサンドイッチのうちのまるまる一個上げたんだ』と言う。いくらなんでもあげすぎなんじゃない??って思ったので

『なんで?エネ?聞いたこと無い子だけど・・なんで?あげたの?』と聞いたら。

『だってさ、エネは今日お弁当を忘れたんだ。飲み物も無かったけど・・・これは光ちゃん余分にないからあげなかったけど・・・あ!でも、飲み物は売っているんだ』と言う。

『あら?そうだったの・・・先生がみんなに言ったの?エネにあげてって?』と聞くと、

『違うよ。最近は、食べる時間はみんなホールに行かなきゃ行けないの。そこにみんな食べ物持ってくるんだけど。エネは何も持っていなかったから・・・』と言う。

どうやら光ちゃん、エネが何も持っていなかったので、気の毒になって自分のサンドイッチを一個分けてあげたようだ。

『そうか・・じゃあ、光ちゃん足りなくなっちゃったんじゃない?』と聞いてみると。

『でも、もう一個サンドイッチあったし、ブドウもリンゴも有ったから大丈夫だったよ』と言った。

別にそれが何の特別な行動でも無さそうに話す光ちゃんにママはかなり関心した。

他の子は誰もあげなかったらしい。それでも、光ちゃんは

『ほら!聖マーティンもそうだったじゃない。自分の持っているものを無い人にあげたでしょ?』と言う。

おおおーー。君はいつから聖人をめざすようになったんだ?!

いざ、光ちゃんが持っていなかったときに誰かくれるか?と言うのはかなり疑わしいんだけどさ。そういうことに何も疑問を感じないで、さらっとそんなに仲良しでもない子に手を差し伸べてあげられる光ちゃんって、すごいと思う。

親ばかだけどね。

しかしですね・・・このエネちゃん・・もしかしてイスラム教の子ではありませんか・・・?そうだったら・・・光ちゃんのハム入りのサンドイッチは食べてはいけなかったのではないか?と・・・・ついでに、このエネちゃん。

『あなたのママのサンドイッチ、ラップが剥がれなくて・・・はがすの大変だった』と言ったそうです・・・

それなら食うな!と私なら思ったでしょう・・・

こんな心の狭いママはいつまでたっても聖人にはなれそうにもありません・・・

冗談はさておき・・・生意気だけど・・・やさしい心も育っているようで。なるべく長い間こんな心を持ち続けて欲しいなあ。

2007.11.13 聖マーティン

考えてみればこの行事も5回目になるわけだけれど。これが終わればもうすぐクリスマスなのねえ~~。と感傷に浸っている場合ではない。

とにかく、この時期寒い。金曜日に幼稚園での聖マーティンの提灯行列は終わっていたんだけれど。この日は天候不良で中止になったそうだ。そんなわけで、光ちゃんにはズボン下を履かせて、裏地つきのズボンを履かせて、フリースのジャケットも着せてその上ダウンのジャケット。手袋に帽子。防寒靴。

なんせ・・誕生日前だから風邪引かれたら招待した子供達に申し訳ないもんね。(なんと・・参加者は1人キャンセルでたけれど1人追加したので14人) あ・・話がそれた・・

とにかく、光ちゃんの防寒対策は万全で駐車場が無くなると困ると早く出たら・・

あ・・自分の防寒対策していなかった・・・手袋も帽子も忘れたし、靴にいたっては・・普通のローファーだったわ・・でも、もう戻れないから仕方がない。

ここで散々光ちゃんに

『走り回ったら駄目よ。提灯には火が入っているんだからね。もう幼稚園じゃないんだから。外は真っ暗だからはぐれたら見つけられないから』と何度も話しておいた。

しかし・・・・

学校でお友達に会ったらもう駄目。その上、なぜか?火を見ると異常に興奮する。提灯行列でもママになんて近づかない他の子はそれでも、ママに叱られれば少しの間はママの近くに居るんだけど・・光ちゃんにはもうママの忠告は《耳の周りで飛ぶ蚊》位、鬱陶しいだけのものになり・・・呼んでも来やしない。

無視かよ・・・

ママの威厳全く無し・・・

しかし、提灯行列終了後、ホールで3年生の聖マーティンの寸劇を見たり。歌を歌って。

『さあ!あとは、外に用意してあるグルーワインやキンダーポンチ。軽食でお楽しみください』と言う校長先生の話のが終わった途端

『ぶるんぶるん~~~~~きーーーききーーー。ふぁいやーーーー』と、光ちゃんエンジン音かけて(なぜ?エンジン音なのよ・・・)火の回りめがけて居なくなっちゃった・・・

『こらあ!!!待ちなさい~~~』と言うママの言葉なんてのは聞こえているのか?聞こえていないのか・・・真っ暗な中友達まで置いて行っちゃった・・・

1分。。3分・・・5分・・・10ぷん・・・

待っても戻って来ない。

ゆるせん・・・・

15分後・・

『ぶるんぶるん~~きーーきき(ブレーキ音)ああ~~ママここに居たの~~?』と満面の笑みで走って来た光ちゃんだが・・

『帰るよ!』と言った途端。

『ぎゃあーーー。いやだーーー。帰らないーーーー』いやはや・・修羅場と言うのはこういうことなんでしょうねえ・・・

そりゃ皆さん見ますよねえ。なんていっても・・この知能犯はこういうときには日本語でわめきますから・・・

言語道断・・・無視して無言で歩き続けましたよ。ここで負けては駄目ですから。

しかし、この小僧。叫びまくりしがみつきます。もう・・・どうでもいいわ。

学校の外には交通整理している警察官もいますが・・・

何か

消防署のおじさんも沢山居ますけど。

何か用あります

私はこの叫びまくるしつけの出来ていない猛獣を檻にでも叩き込みたい気分で車まで戻って。

『ママはいつもこうして楽しい事をさせてくれない~~~~パパに言いつけてやる~~~』とここまで来てまで悪態をついているオーメンみたいな小僧に一言

『言えば?』

家について早速報告していましたけど・・・

『ああ・・本当に恥ずかしかった』と言うママに

『分かるよ・・・』とパパ。

もうーー。ぜーーったいに行かないから!

 

ヒリガードが亡くなったと連絡が入ったのは月曜日。この日からいろいろと気ぜわしい日々が続き。

それでも、光ちゃんの学校は休まないで宿題も一生懸命こなして。

木曜日の御通夜。金曜日の葬儀。悲しい出来事だったけれど。光ちゃんはどの日も一緒に来て大好きだったヒリガードとの思い出をママと沢山話して。

最後のお別れの墓地では涙を流していました。まあ・・・周りの雰囲気もあるし、第一隣でオイオイと泣いているママが居るものですから・・・雰囲気に呑まれた!というのが一番の理由でしょう。

こんな中でも、教会の内部を観察するのを怠っていなかったし。

本当に最後のお祈りの最中にモクモクたかれているお香のような物がいったい何なのか?(光ちゃんにもママにもかなり匂いがきつかったわ・・)ママのタオルで鼻を押さえながらもママにこっそり聞くのも怠っていなかったし・・

お棺をお墓まで運んでくれる人たちが何者なのか?とこっそりパパに聞いていたし・・

あの台車がどこに置かれるのか?も見ていたし。

泣きながらも一番前の人の間からお棺を埋める穴を観察していましたけど・・・

でももう二度とヒリガードおばさんの姿を見ることは無いというのも分かったでしょうし、命の大切さを学んでくれただろうと思います。

今年からは素敵な誕生日やクリスマスのプレゼントを選んでくれるヒリガードおばさんは居ません。

でも、絶対に天国から私たち家族を見守っていてくれる。そう思います。

長い間の闘病生活お疲れ様でした。

葬儀の最中にそれまで荒れていた空に一気にお日様が顔を現して教会中を照らしました。その時、その場に居た全ての人が

『これはヒリガードだ』と同時に感じたそうです。

私も同じことを感じました。

そして、光ちゃんは後で『あの金色の光はきっと神様のところまで通じていただろうね。ヒリガードはあれに乗って行ったんだよ』と言っていました。無事に天国に行けたと思います。

お疲れ様。いつかまた会いましょう。

今朝早く、光ちゃんの大好きな叔母さんのヒリガードが天国へ旅立ちました。

土曜日光ちゃんは病室には入れなかったけれど、病室の壁を挟んでヒリガードはきっと感じていてくれたと思います。

もう会えないのは寂しいけれど。痛みから解放されて今頃はこの秋晴れの中のんびりと散歩している事でしょう。

私たちはもう少しこちらにいますが、また会う日まで。

2007.11.05 チェス

実は、土曜日の買い物は光ちゃんのチェス版だった。たまにパソコンのゲームでチェスをルールも分からないままやっていたんだけど。
ここでまた”買いたがり”パパがママの反対を押し切り(何でも買うのはいいことじゃないので)

『じゃあこれは俺のチェスだ!』と減らず口を叩き買いました。幸い、もうすでにクリスマスプレゼント商戦が始まっており。玩具20パーセントオフだったので、チョットだけ安く買えましたけど。

土曜日はする時間が無かったので、日曜日の今日は朝からパパの厳しいルール説明。この人・・本当に人に物を教えるのが下手です・・・・遊びにそこまで厳しくしなくてもいいのに・・・と思うんだよね・・・。

まあそれから光ちゃんのチェスやりたい病が白熱して。夜にはルールも分からないママにまで

『チェスをしよう!』と・・そして・・もちろん、まんまとママは負けました。

そりゃそうだよ!やったことないんだから!ルールも分からないし。でも、光ちゃん終わってから

『ママ。初めてにしてはなかなか上手かったよ』だそうです・・・褒められてもあまりうれしくないんですけど・・・だって最後に何も残らなかったんですから・・・一寸の時間、光ちゃんのチェス熱が上がりそうな・・そんな予感です。

 

 

かれこれ5年になるんだそうだ・・・かなり前に光ちゃんの大好きな叔母さんであるヒリガードが不治の病に掛かっていると、ここにも書いたので覚えている方も多いと思います。

先週末に光ちゃんのおじさんのフィリップから『ヒリガードがもう辛いと言って入院した医者はあと2週間と言った』と連絡が来た。

入院している病院はここから2時間くらい掛かるし、光ちゃんを連れてはいけないので来週学校が始まったら火曜日にお見舞いに行こうと思っていた。ところが、今日の昼過ぎに

『どうも容態が悪いので火曜日ではもう遅いと思う』とフィリップから電話が来たので、急いでもう一人のおじさんのビリーと彼女のビダを伴って病院へ出かけた。

私は数日前にヒリガードがエンジェルが好きなので、一寸早いクリスマスのプレゼントとして光ちゃんと一緒に選んだエンジェルと、この前会った時にヒリガードが”なぜか?これは好きで食べたくなるのよね~~”と言っていた。バナナ味のゼリーがチョコでコーティングされている御菓子も買ってあったので持って行った。

何も食べられないと聞いていたが・・もしかしたらこれを見て食べたくなるかもしれないと思って。しかし私の認識は甘かった。

病室へは光ちゃんは入らない方が良いのでパパと交代に病室に入って、目に入ってきた光景は残酷だった。

そこに横たわっているのはもう私の知っているヒリガードでは無かった。異常にやせ細ったモルヒネで昏睡状態に近い状態のもう肉は何も残っていないヒリガードだった。

あまりのショックで何を考えていいのか?どうすればいいのか?分からなかった。

それでも彼女に、エンジェルを渡してもチョコレートを渡してももうそれをその手に持つことすらもう出来ないのはわかった。

フィリップが言った

『さ・・ちょっとみんなで散歩してくるよ』と彼女に話した。

外は秋晴れで物凄く紅葉がきれいだ。きっと今までの彼女なら喜んで自然を満喫しに出かけただろう。

しかし、もう彼女は出来ない。暗い病室でやせ細って大きく開いた口からはイビキをかいて寝ている。それが唯一彼女がまだ生きていると分かる証。

一瞬にして色々な思いが頭をよぎった。チョコは駄目だけど・・せめて、このエンジェルは渡さなければ・・・そう思って、フィリップに

『これ・・・プレゼントに持ってきたの・・・』と言うとフィリップは頭を振りながら

『もう、彼女には見られないよ・・・誰ももう助ける事は出来ないんだよ』と。それでも、ヒリガードのベットの隣のテーブルに置いてくれた。

悲しくて悲しくて、悔しくて切なくて。もう泣くことも出来ない彼女の分も泣いた。

病室を出たら光ちゃんとパパが抱きしめてくれた。もう我慢できなかった。泣いた。どんどん涙があふれてきた。

心の準備が出来ていなかった。もうどうしていいのか?分からなかった。あわてて看護婦さんが

『そこに少し座った方が良いですよ』と言ってくれた、そして、フィリップは私の手を握っていった

『ここは世界一の病院だよ。彼女のために出来ることを全てやってくれているよ。もう誰も彼女を助けられないんだよ・・』と言った。

1時間病院の周りの湖をみんなで散歩した。入院当初にたった3週間前にヒリガードもここを散歩して物凄く喜んでいたと。すばらしい景色だった。散歩から戻って最後の最後にもう一度、みんなは本当に大丈夫なのかと心配したけれど、キチンとサヨナラを言ってきた。

光ちゃんは後で

『あの時はママがあんなに泣くと思わなかったんだ。僕は病室に入らなくて良かったよ。パパが話してくれたんだ。オバケみたいだから・・もう見ないほうがいいって。ママに教えてあげれば良かった』と。そして『あの時ね、ママを笑わせて上げたくていろいろやったんだけど・・・駄目だったね・・』と。

私が

『もっと早く行けばよかった。話が出来る彼女に会いに行けばよかった・・チョコレートも食べられないなんて知らなかった・・・あんなにやさしい人なのに』とつぶやいたら、光ちゃんは

『ママ?ママは知らないかもしれないけど。ママは誰よりも一番優しいよ』と言ってくれた。

ありがとう。色々あるけど・・やっぱりパパと光ちゃんが居て良かった。みんな元気でそばに居てくれて良かった。

そして、夫は言った。

次にフィリップから電話が来た時・・それはもうヒリガードがこの世から居なくなったときの知らせだと。

昨日私は思った。

彼女は余命半年といわれてから5年間3度の大手術をして癌と戦った。いつでも先に目標を定めて諦めないで戦った。そんな彼女が”もうこれ以上は無理”と言った。

もう充分だよ。ヒリガード。私はあなたを誇りに思う。

元気で居ること。それは普通のことだけれど毎日に感謝して生きよう。

2007.11.02 お墓参り

今日はみんなお墓参りに行く日なので、光ちゃんもオマやビリーおじさん達と行ってきた。

ここで、もちろん忘れずに“昨日憑いて来ちゃった人”も一緒に・・・

用意して置いたお花の他に、墓地の入り口でかわいいピンクのバラを2本。光ちゃんからオパへのプレゼントとして買って行きました。

『お墓に付いたらチャント自分のお家に帰ってくれるように言うのよ』と言っておいたんだけど、忘れちゃ困るので、光ちゃんにそっと

『ちょっと、チャント帰ってくださいって言わなきゃ駄目よ』と言ったら、光ちゃんあっさりと

『もう行っちゃったよ~~』だって・・・・いやあ・・・なんというか・・・どこで帰っていったのか?興味があったので聞いてみたら。

『さっき、ジョウロでお水を取りに行ったでしょ?あそこで、一寸離れたので逃げてきちゃったんだ~~でも、近くにビリー(叔父さん)が居たからなあ・・もしかしたらビリーがつれてきちゃったかもなあ』だって・・・

ここまで来るともう良く分からない会話です。

でも、何はともあれ・・・光ちゃんは無事にバイバイできたようで。良かったわ。

オパのお墓もきれいなお花で飾ってもらってオパも喜んでいると思うよ。

去年はパーティに呼ばれて帰ってきたら家の前はまさに
『お菓子くれなきゃいたずらするぞ!』の悪戯だらけで・・・翌朝は玄関前の掃除にかなり時間が掛かった。

そこで今年はお菓子もたんまり用意して、外出もしないで家に待機していたんだけど。

あれ??きたのは・・たった1組の4人だけよ。

これには楽しみにしていた光ちゃんもがっかり

『なんだよ・・・ぜーんぜん来ないじゃん!来年はパパが留守番して光ちゃんとママはお化けで御菓子貰いに行こう!』だって・・・

ドイツのハロウィンはまだまだ定着してないからね。

そういえば・・・去年は悪戯も多くて警察に沢山電話が入ったって言っていたわ。やっぱり少し本場のアメリカのハロウィンをみんなが勉強してからじゃないと駄目みたいね。

と・・・それはそうと・・・我が家の光ちゃん・・・

11月1日はカトリックではみんな先祖のお墓参りに行くわけなんですが、すでにお墓参りに来ている家も有るので幼稚園で“どんな飾り付けをされているかな?”って見に行ったようなんだけど・・・

そこで・・誰かが一緒に来ちゃったようです。光ちゃんにくっ付いてね。しかも、1人じゃ無くて数人。

夜に急に

『こわいよ~~~あっちを見ても、こっちを見ても黒いのが居て怖くて1人で居られないよおお~~~』と。

ありゃりゃ・・・・そこでそんな機会がどこに有ったのか?と思って聞いたら、このお墓の話・・・

本当・・・よそのお墓には行くものではないです。

今日は、光ちゃんのオパのお墓参りにいくので、我が家に来ちゃった皆様にはもう一度チャントご家族の元に戻っていただきましょう。

お陰で・・・夜中に私まで今まで見たことの無かった戦争の夢を見ちゃったよ・・怖かったわ・・・

今年はなんだか変なハロウィンだった・・・