『待って~!みんな帰っちゃうよ~!!光ちゃんも帰る~』
幼稚園の終了後・・なかなか、支度しないので、いつも光ちゃんはなかなか帰れない。
いつもは、そんな事は気にしないくせに、今日は皆が帰ってしまうので焦って光ちゃんは言った。

『早くしたくしないからでしょお!』ママは光ちゃんを諭して、ジャケットを着せると、すでに光ちゃんは、階段を下りようとしている。
『ちょっと!先生に挨拶しなさーーいい』ママは言う。

『あ!忘れた!!』光ちゃん、下りかけた階段を戻って、先生の所へ、急いだ。
『マリオン~!(先生の名前)』そう叫びながら、突進した。
『あ!』と思ったときには、時すでに遅し・・・

ゴッツーーーン!!!!!!』なんと、勢い余って、先生の立っている扉の角に思い切り額をぶつけた(涙)
うわーーーーーーーーーんん!!!』光ちゃん大声を上げて泣き出す。

その場・・一瞬、凍りついた。

『大丈夫~?だから、ゆっくり!って、いつも言っているでしょ!』ママは光ちゃんの額を見る。またまた、見る見るうちに、おでこの真ん中から髪の毛の生え際まで赤く膨れてきている・・・(涙)

『おやまあ!タオルを冷やしてきてあげるから』先生は慌ててタオルを濡らして来てくれた。
『ふえーーん!タオルしないのおおお』光ちゃんは、なぜか?こういうのが嫌い。
『数分、しっかり押さえてあげてくださいね』先生は、濡れタオルを光ちゃんの額に乗せてママに言う。
『ははは・・・はい・・』ママ、押さえるが、
『もう真っ赤に腫れてきちゃったしねえ。。こんなので効くのかなあ?』内心思っていたが、押さえる。

『光ちゃん・・・。もう少し、慎重にしなきゃ・・』ママが言うと。先生も
『この子って、本当に突進しちゃうのよね・・今日も、実は3回も転んでその辺にぶつかったのよ・・』先生は言った。
『そうなんですよね・・・家でもそこいらじゅうにぶつかって・・』と、ママが言うと。
『そう・・。今日見たけれど、そこいら中アザだらけだったわ』先生は言った。
ギク・・』ママは思った。先生、まさか幼児虐待していると思って居ないでしょうねえ・・・(不安)

光ちゃんの足は、膝から下は、そこいら中にぶつかって本当にアザだらけだし、顔も最近、知らないうちにいくつかタンコブやらアザやらが出来ている。

『嫌だなあ・・・まさか、ママがやったなんて・・思って居ないだろうなあ・・・』ママは、確かに怒るけれど・・・誓って言うが・・思い切り殴ったり、叩いたりはしていないんだけど・・・
先生が近所だったら、お風呂の時の叫びや、日常の泣き声で、確実に疑われてしまうだろうなあ・・と思ったら。かなり落ち込んだ・・・

光ちゃん・・・お願いだから、猪突猛進しないで、少しは周りを見てスピードを落としてよね・・・

その後、帰る時に先生はママに『彼、扱うのは大変でしょ?本当に言う事を聞かなくて頑固だから。この子は、簡単じゃ無いわね』と言った。
『そうです・・・大変です』ママは言った。
この時も、すでに待っていてくれたレオニーちゃんの後を追って、階段を下りていた。

レオニーちゃんのママは帰りたかったんだけど、光ちゃんが『待って~!!ママ!光ちゃんも一緒に帰る~!
と、泣きながらも訴えるので、待っていてくれた。
『光ちゃん、どうしちゃったの?』レオニーちゃんはあまりの大騒ぎにママに聞く。
『あまり急ぐから、ぶつかってしまったのよ・・』ママが言うと。レオニーちゃんは
『そうかあ・・気をつけないとねえ』と、のんびり言う。
『そうだよねえ。。。気をつけないとね・・』ママも言う。
『光ちゃん?聞いている?』光ちゃんは、聞いて居ない(涙)

先生から見ると、ママは光ちゃんに振り回されているように見えるんだろうなあ・・(実際、そうとも言うが・・)
なんか落ち込んじゃうなあ・・・
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