2週間も有ったイースター休暇だったのに終わりの2日前になって
『あああ~~~!!!宿題が有ったんだったあ~~~』と、昨日から大慌てだった光ちゃん。
全く・・そりゃ私も夏休みの宿題には手を焼きましたので、最後にやるのが悪いと言うわけじゃないんだけど。これさ・・イースター休暇の始まる時にすでに言っていたよねえ。
『僕はフランスについて発表しなきゃいけないからパパ手伝ってね』とか何とか。。
昨日の土曜日は夫に息子は任せて(と言うか夫は家に居るからそれだけですけど)出かけたので出る前に確認したら
『大丈夫!今日パパとやるから』言っていたし、夕方戻ってきた時も
『もう終わった~~。後で見せてあげるから』と自信満々に言っていたので少々油断していたが。。
見せてくれたそれは・・
『あれ?これは大まかなプラン?』と思われる数行パソコンで打たれたものだった。
一応念のために
『で?これで終わりじゃ・・ないよね?パパは見たの?見たんだよね?何て言っていた?』と聞くと、光ちゃんはチョット気を悪くした顔で
『え?光ちゃんはこれで十分だと思うんだけど~??パパも見たよ。何も言わなかったけど?』と。
・・・・・・・・。ああーー。やっぱり任せていけない人には任せてはいけないんだよね。
さすがに自分の第二の故郷のフランスだから・・気合入れて手伝ってくれると思っていたんだけど。(なんと言っても夫は半分フランス人ですからね)
5分から15分の持ち時間なのに・・息子のそれはゆっくり読んでも1分30秒で終わった。
フランス語のスペルは違うし物の名前も違うし。こんなんで夫は何を見たわけ?
ああ~~!もう少しの我慢と気を取り直して。
ネットで調べまくり息子の”大まかなプラン”に肉付けをして、写真をプリントアウトしてなんとか5分強にした(それでもそれしかならない。。)ここまでさせるのも息子は何度
『もうこの辺でいいと思うんだけどなあ~~』と言うまるで他人の宿題か何かのような発言を繰り返したが・・この際無視。
やっと終わったら今度はイースターの卵の曼荼羅塗り絵まであった。。。何で今更イースターの卵の塗り絵?と思ったら。
『クラスで2人だけできないので宿題になったの~』と。
ああ・・そうですか。今更イースターの卵の塗り絵ですか。。
やっと全て終わって外に遊びに行った息子のかばんを見たら。
『ふむ?このプリントのここは白紙でいいのか?』と思う箇所が有って、念のために聞いたら
『ああ~~~!ここにフランスの国旗と国を書くんだったああ』だそうで、この紙に書いてあるフランス語の挨拶を見たら。全くスペルが違っていた。
そしてなんとか終わったのは寝る前だった。
なんとテーマは<日本の大震災と原発問題>!!!まだできてません。
でも、どう考えても4年生の子供には不当な要求だと、このての課題に関してはいつも思います。
二人組みになって3週間分の新聞記事(もちろん大人が読む新聞です。)からひとつのテーマでレポートを書き、15分の発表をするのですが、先生はなーんにも指導はしません。新聞をどう読んだらいいのかとか、何が大事かとか、レポートはどう構成すればいいのかとか、なーんにも子供たちには教えてくれません。子供たちは興味を引く写真だけを切り貼りして、勝手なコメントを書いてます。こんなんでいいのか?結局親が手取り足取り家庭で指導するしかありません。
前回のレポートは、<フランスの景色>がテーマということで、学校の図書室はお寒いドイツだし、町の図書館もたいしたことないし、インターネットを子供たちが見ても大人向けばかりで難しすぎるみたいで、結局どこの親も自分がインターネットからポイントをまとめて印刷してやり、子供はそれを読み上げるだけの発表になっています。
自主性自律性を促すんだと言うドイツ人、でもこれが教育と言えるのか?とっても疑問です。
usaさんところの学校も同じみたいですね。ドイツの学校、ドイツの教師よ、いい加減にしてくれ!親に丸投げするな!と言いたいですよね。