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『ママ~?光ちゃん、あそこに行きたいよ~』
と、光ちゃんが言ったのは、近くのショッピングセンターで、オマとダラダラとお茶を飲んでいたときの事。
(ママはさっさと飲んだんだけどねえ・・オマは時間がかかるのよ!話も多いしね・・)

光ちゃんが指差したのは、ここのショッピングセンターに有る《Kinder Paradies》と言う。要するに買物中に子供が遊べる一時保育の施設だ。
『え?だって、あそこはママは行けないので、光ちゃん一人で残るのよ。大丈夫?』と、ママが言うと。光ちゃん、少し考えて
『うん。大丈夫だよおお・・行く?』と聞く。
『うーーん。すぐに呼び出されるのは嫌だからなあ・・その辺で遊んでいてよ・・』と、まだ終わらないオマを横目で見ながら言った。
『うん・・』光ちゃん、そう言いながら、ママ達の見える所に居たが。その内、策に囲まれて飾ってある模型の展示の中に入ろうとしだした。
『駄目だよお・・』そう言いながらママは財布を持って出て行った。
『じゃあ、行って見る?キンダーパラダイスに。ママは、ここにオマと居るから・・大丈夫?』とママが言うと。目を輝かせて、光ちゃんは
『うん!』と言った。

幸い今日は平日なのでそんなにあふれるほどの子供は居なかった。
『すみません、この子、ここ初めてで、幼稚園でもいつも泣くって先生に言われるので・・無理かもしれませんが・・』と、ママが言うと。係りの女性はニコニコしながら。
『大丈夫よ!今日駄目でも、少しずつでも試してみれば良いじゃない?』と言ってくれた。

靴は脱いで、靴箱に入れ。水筒やスナックは持ち込んで良いらしい。最大は2時間半でこの範囲で一律1.5ユーロ。何か有ったら、ポケベルで呼び出される。

『じゃあね!』ママは少し見守ってから出た。

いつ呼び出されるか?分からないので、気が気じゃない。
結局、オマとそこのカフェでお茶を飲んで、大急ぎで友達の子のプレゼントを買って来た。
『うわ!30分たったわ』ママは言った。
『ね?すごいわね!貴方もゆっくり出来たんじゃない?』と、オマが言う。
いや・・ゆっくりは出来なかったよ・・気になって仕方が無かったからね。

『もう迎えに行くわ。帰らなきゃいけないし』ママは言って、光ちゃんを迎えに行った。

『すごいでしょ?ね?少し愚図ったけど、私と同僚が交代であやしたり御菓子を上げたりしていたら、すぐにこうやって遊ぶようになったんですよ』かかりの女性はニコニコして言った。
『あ!ママだああ!』光ちゃんは言いながらも、滑り台を続けている。
『すごいわ!本当に!どうもありがとうございました。』ママは本当にビックリした。

『光ちゃん!もう帰ろう!』と、ママが言うと。
『もう一回!』と言って滑り台から降りてきて、ドアに向かってきた。
『ねえ?何を食べたんだっけ?』と、この女性は自分の指で形を作って、光ちゃんに聞いた。
『うーーんとねえ・・』光ちゃん、お得意の考えるポーズ。
『MAUS!!!』2人は顔を見合わせて笑った。
泣いたのでネズミの形のグミの御菓子を貰ったらしい。

『またねえ~!』係りの女性はニコニコして言った。
『またね~!』光ちゃんも言った。

『また行こうね。でももう。お家に帰ろう』光ちゃんは言った。疲れたらしい。

『光ちゃん!すごいじゃない!がんばったねえ!』と、ママは帰り道、光ちゃんに言った。
『うん。でも、ママが居ないので泣いちゃったんだ。』と、光ちゃん。
『そっか・・おばちゃん優しかったでしょ?』とママが言うと。
『うん。また行こうね。でも、もう幼稚園は行かないよ』と、光ちゃんは言った。

ここは、一杯飛び跳ねるも事が出来るが、幼稚園は室内だからね。光ちゃんにはこういう方が、向いているんだよね。
いっその事、ここに預けるか?嫌がられるか・・・
値段的にもかなり安いじゃないか!10回で15ユーロでしょ?
今の幼稚園は10回で50ユーロ。

でも、こうやって少しずつ慣れて行けば、きっと幼稚園にも行きたくなるだろう・・ママは気長に待つよ。

チョットずつママだけの世界から抜けようとして居る光ちゃん!がんばれよおお。

《Kinder Paradies》まさにその言葉通り。子供達の楽園だったようだ。
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