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朝、いつもとは違って、光ちゃんは起きて1人で居間に行った。

『お?今日はママを煩く起こさないんだな・・しめしめ』そう思ってママはベットで転がっていた。

『たたたた・・・たたたた』何やら光ちゃん、廊下を走っている。
『何をしているんだろう・・?』そう思ったが、遊んでいるんだろうと思っていた。

『し~~ん・・・』静かになったので、居間で本でも見ているんだろう・・くらいに思っていた。
しばらくすると・・

『ビビーーーー!!』と、玄関のブザーが鳴る。

『どうせまたマーコスだろう・・』と思っていた。光ちゃんの声もするので、てっきり光ちゃんが玄関に出たんだろうと思っていた。

昨晩、玄関の鍵のほかに、チェーンもかけてあるので、勝手に出ることは出来ないし、隙間から話すことが出来るので、そんなもんだと思っていた。

『ビビイイイイイイ~~』ブザーがまた鳴る。

『ん?おかしいぞ・・・』そう思って、起きて見ると・・光ちゃんが見当たらない。

『え!!??』と思って、居間を見ると、居間から外に出るためのドアが開いている。外側の重いシャッターまで開いているじゃないか!!!!

急いで玄関に出ると、マーコスのママと光ちゃんが立っていた。

『今日は早く出かけなきゃいけないんだけれど、光ちゃんがパジャマと長靴のまま来たもんだから、夜も遅くに戻ってくるし。今日は遊べないのよ』と、マーコスのママが言った。

見ると光ちゃんは、マーコスのジャケットを着せて連れてきてもらったらしい。

『すみません・・ありがとう』それだけ言って、光ちゃんを中に入れた。

ママは絶句した。まさか、こんなに朝早く、勝手に重いシャッターを上げて、ドアを開けて出て行ってしまうとは!考えもしなかった。

光ちゃんは
『マーコスに今日、町から戻ったら遊びに来るか?って聞きに言ったんだ』と言ったが。もし、マーコスの家に誰も居なかったらどうするんだろう?
ママは家に居るものと思って”阿呆ズラ”して寝ていたら。

外は-8.6度。このままジャケットも着ずに出ていたら?
探して道に飛び出したら・・・?
考えただけでも、恐ろしい。

まさかしないだろう・・。と思うのは本当に危ない。

子供って言うのは、親の想像を超えることをする。気が緩んでいたんだろうか・・。
玄関の鍵さえかければ良いってもんじゃない。現にこうしてまさか開けないだろう。と思った重いシャッターもドアも開けて出ている。ドアが駄目なら窓でも開けて出て行くだろう。

ああ・・・・どうすれば良いのだろう?朝から肝を冷ました。
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